限界突パ

【緊急連載】ドラフトで指名すべきは二遊間。伝家の宝刀は炸裂するか。FAは狙うべき?

勝率はついに3割を切り、敗戦の数は70まで達し出口が見えない。パ・リーグ最下位のライオンズはどうすれば浮上できるのだろうか。多くのメディアの論点は勝率3割未満や100敗を中心に語られていくことだろうが、大事なことは歴史に名を残すような成績とそれの回避ではなくて、今後に向けてどのような将来を描いていくかだろう。100敗や勝率3割未満を回避したところで、今季よりも上積みのない状態でシーズンを終えることの方が絶望だ。第3回は「「ドラフトで指名すべきなのは?」

これまで2回の連載では現有戦力をどのように整備していくか。来季も戦える戦力にするための案を書いてきた。投打のどちらに偏ることなく、いかにしてチーム作りをしていくべきかを提案してきた。

では、そうして整備してきた現チームから来季はどのような補強を考えていくべきかを考えていきたいと思う。ドラフト戦略やFA戦線などの補強について検討ていきたい。

まずはドラフトだが、今季の西武の批判の多くは外野手が固定できなかったことが挙げられる。

西川愛也、長谷川信哉、岸潤一郎、蛭間拓哉、鈴木将平など多数の選手が起用されてきた。「渡辺久信GMからお前らは旬が短いと言われてきた。なんとか定着できるようになりたい」と蛭間が話していたが、チーム内で奮起が求められているポジションだ。

補強ポイントとして上がりそうだが、しかし、人材がいないかと言われるとそこは難しい問題だ。

(残り 3226文字/全文: 3826文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ