限界突パ

【ドラフト答え合わせ】西武は1位指名で”未来の源田”の交渉権獲得。将来の青写真がきっちり決まった秀逸ドラフト。

10月24日に開催されたプロ野球ドラフト会議は育成選手を含めて計123人がセ・パ12球団からの指名を受けた。ドラフトとはいわば、チームの骨格を作る最初の段階だが、果たして球団は、どのようにして、チームの骨格を作っていったのだろうか。パ・リーグ6球団の指名からその答え合わせをする。第1回はリーグ6位に沈んだ西武。(文 氏原英明)

リーグ最下位に沈んだ西武はチームの再整備が叫ばれている。
西口文也新監督が就任し、新任コーチも他球団からの腕利きが多数入閣。再建への本気度が伝わってくる。
ドラフトの意味も大きくなっていくが、重要なことは今季の低迷の穴埋めではなく、いかに、3年後、5年後を想定してチーム作りを進めていくかだろう。

こちらがドラフト前にも出したチームのローテーションと打順の現在、将来の青写真を描いたものだ。
ちなみに、育成選手は数年後の見込みにはあえて入れていない。

ここに2024年のドラフト選手を当てはめていくと、今年に関してはかなり的確だったと言えるのではないか。

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