【高校野球】秋季大阪大会5回戦 東大阪大柏原×大阪学院大高 試合記事
先日、大阪3位での今秋の近畿大会への出場が決まった大阪学院大高(以下、大院大高)。今回は5回戦での戦いぶりについてリポート。ランニングスコアは以下のようになった。
東大阪大柏原
0000001 1
450000X 9
大阪学院大高
(7回コールド)
【バッテリー】
柏原:田路、森下、渡部、川崎–竹本
大院大高:下條–樋爪
結果としては大院大高が序盤の大量得点で東大阪大柏原(以下、柏原)を圧倒し、コールドゲームで勝利した。
ただ、試合前の個人的な見立ては柏原の方が有利ではないかと思っていた。前日に4回戦を行い、連戦という日程は同じ条件。柏原は星翔相手に、大院大高は公立の泉陽相手にロースコアの接戦を制するという似たような勝ち上がり。ただ、大院大高のメンバーはスタメン9人中6人が1年生という下級生中心。対する柏原はスタメンどころかベンチ入りメンバーも上級生中心。フィジカル、技術、体力面に不安があるのではという懸念と柏原は前日の試合を見る限り、守備面、特に内野守備に関してはこの時期にしては仕上がっていた。守備から試合をつくるという試合運びの面で上級生中心の柏原の方に分があるのではと思っていた。実際、初回は柏原が2死走者なしから満塁のチャンスを作り、大院大高の先発・下條晃大を攻めるが、6番古川恵太は見逃し三振に倒れる。この時は柏原もまだまだチャンスはあるだろうと思っていた。

柏原は初回に2死満塁と先制の好機を作るも無得点に。ただ、この時はまだまだチャンスがあると思っていたが…
しかし、その裏の大院大高の攻撃はそんな想像を越えてきた。
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