組織と人間を作る「ピラミッドの法則」 神村学園・小田大介監督③
昨年は夏の甲子園4強メンバー10人が残っていたため、新チームはスタートから他を圧倒するレベルの高さを見せつけた。
そして、鹿児島国体の開催で甲子園準決勝のわずか1週間後に秋の初戦を迎えるという慌ただしさの中、チームは鹿児島県を制し、九州大会でも4強入りと力を見せつけている。
しかし、昨年5月のNHK旗以来県内負けなしの神村学園だが、今度の新チームは昨年とは打って変わって経験値に乏しいメンバー構成となった。
県勢初の全国制覇に向けて、小田大介監督はどのような再スタートを切るのか。連載最終回の今回は、熱血指揮官の“チームづくり”の核心部分にも迫った。
「前年の3倍の気持ち」を持って練習に取り組む
━━甲子園の準決勝まで勝ち進んだことで、新チームのスタートが県内の他チームに比べて1か月近く遅れたわけですが、そこに対する備えはどのように進めていたのでしょうか?
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