甲子園を賭けた大一番! 秋の九州大会、組み合わせが決まる━━センバツへの道④
10月26日から大分県を舞台に開催される「第155回九州地区高校野球(秋の九州大会)」は組み合わせ抽選が行われ、初戦の対戦カードが決まった。
地元1位代表で春優勝の明豊は、初戦で出場58度目の鹿児島実と対戦。春準優勝で4季連続の甲子園を目指す神村学園は、秋初出場のエナジックスポーツ(沖縄)と初戦。初出場の育徳館は日南学園、壱岐は専大熊本玉名と初戦を戦う。
この大会は来春センバツ出場校を決める重要な参考資料となり、4強入りで春の甲子園出場が有力となる。また、今大会は開会式を佐伯市の佐伯中央病院スタジアムで行い、準々決勝は2日間に分けて実施。11月1日に予定されている決勝は、大分市の別大興産スタジアムで12時開始予定だ。大会休養日は準決勝前日に設けられた。
選手宣誓は明豊の加来航志郎主将が行う。初戦の組み合わせは添付の通り。
26日 佐伯中央病院スタジアム
1. 日南学園(宮崎1位)×育徳館(福岡2位) 10時30分
2. 龍谷 (佐賀1位)×柳ヶ浦(大分2位) 13時15分
26日 別大興産スタジアム
3. 神村学園(鹿児島1位)×エナジック(沖縄2位) 13時
4. 専大熊本玉名(熊本1位)×壱岐(長崎2位) 15時45分
27日 佐伯中央病院スタジアム
5. 海星 (長崎1位)×有明(熊本2位) 10時
6. 西日本短大付(福岡1位)×聖心ウルスラ (宮崎2位) 13時
27日 別大興産スタジアム
7. 沖縄尚学(沖縄1位)×佐賀北(佐賀2位) 10時
8. 明豊 (大分1位)×鹿児島実(鹿児島2位) 13時
28日 別大興産スタジアム
1の勝者×2の勝者 10時
3の勝者×4の勝者 13時
29日 別大興産スタジアム
5の勝者×6の勝者 10時
7の勝者×8の勝者 13時
●エナジックスポーツ・神谷嘉宗監督
「今年は機動力を使いながら試合を作っていくチームですが、まだまだ失敗も多いので。いかにミスをせずに戦えるかでしょうね。エースの久高颯は140㌔前後の左投手で、最近になってコントロールが良くなってきました。とにかくエナジックにとって秋は初めての九州大会で、初戦の神村学園は九州を代表する強豪です。相手に不足などあるはずもありません。頑張ります」
●鹿児島実・宮下正一監督
「ウチはもう本当に最弱チームなんです。選手たちにも「鹿実史上最弱だ」と言っています。今大会では1試合でも多くこなして、力を付けたいなという気持ちの方が強いですね。ただ、今度の子たちは試合終盤に強い面もあるので、そこには期待しています。もがきながら、粘り強くやっていけたらいいですね」