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【高校】練習試合 上田西ー松本第一 上田西が4本塁打で完勝

<練習試合>

上田西―松本第一戦
(6月28日・上田西高校グラウンド)

↑ 松本第一との再戦に勝利した上田西

昨秋の県優勝校・上田西と、県4位の松本第一が対戦。秋季県大会準決勝では12-0の6回コールドで圧倒している上田西。代替大会は3年生チームで戦う上田西はこの日も、4本塁打の猛攻で10-5と完勝した。

上田西は左腕・小田、松本第一はエース塩原が先発。上田西は1回裏、先頭竹下の左越えソロで先制。その後も8番小林の適時二塁打などで4点を先行した。

さらに上田西は2回、松本第一の2番手・細川に対し先頭の竹下が2打席連続でレフトフェンス越えを放った。
上田西はその後も代打・大井、水出のソロ本塁打などでリードを広げた。

守っても、小田から同じく左の滝澤、7回からは実績のある三石につなぎ、逃げ切った。

松本一は、12の四死球をもらったが、4つの併殺で生かせず、最終回に高橋の適時打などで4点をかえす意地を見せた。

上田西の吉﨑監督は、四死球の多かった投手陣に「これから徐々によくなってくる」と心配していなかった。途中出場の選手たちも結果を残し、「もう少し競争していければ、全体が上がってくる」と期待していた。

松本第一は、塩原が前日に120球を投げていて精彩を欠いたり、正捕手の大沢が軽い故障で欠場したりしたこともあり厳しい内容。その中で田中監督は「(2番手の2年生)細川がここのところいい」と明るい材料を見出していた。

松本一 010000004 5
上田西 41010112X 10
松)塩原、細川、花岡―茅野
上)小田、滝澤、三石―小林、三富

〇…2本塁打に二塁打と大暴れした上田西の1番竹下拳斗。昨秋は右手首の故障で、公式戦は記録員としてベンチに入っていた。監督に促され、手首の様子を見ながらオフからトレーニングを再開。もともとボールを飛ばす力はあり、「その確率を上げられるように練習した」と竹下。180㌢、78㌔の1番打者は相手に威圧感を与える。竹下は「持ち味の長打を生かし、大会でもスタメンを狙う」と、強打の上田西打線に右のスラッガーが加わった。
丸子北中時代は捕手。右肩を傷め、高校では外野手。

先制本塁打の上田西・竹下

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