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【高校】北信越大会2日目 上田西、難敵に完勝で準決勝へ 長聖、都市大は敗退

秋の北信越大会は11日、富山県で2回戦を行い、上田西は強豪・日本航空石川を10-3(8回コールド)で下し、2年ぶりの準決勝進出を決めた。佐久長聖と東京都市大塩尻は敗退となった。

<富山市民球場>
上田西(長野2)
00104023 10
10001100 3
日本航空石川(石川3)
(8回コールド)
上)山口―小川
日)百瀬、藤井、大久保―広中
三=笹原2、山口(上)
二=柳澤(上)、内藤(日)

↑ 上田西の先発
【評】航空は1回、上田西先発の山口の立ち上がりを攻め4安打(うち内野安打3本)で1点を先制。しかし、上田西は3回、先頭の笹原の三塁打と内野ゴロで同点とすると、5回には3番柳澤の適時二塁打、4番杉浦の犠飛、5番大藪の適時打で4点を奪い、流れを引き寄せた。その後も上田西は航空のリリーフ陣を攻めて加点。山口は10安打を許したが、要所で三振を奪うなど3失点にまとめ、8回コールド勝ちを決めた。

↑ 日本航空に快勝し笑顔の上田西ナイン

都市大塩尻(長野3)
10010000 2
60010011x 9
星  稜(石川1)
(8回コールド)
都)髙木、三澤、今野―松田
星)マーガードー中谷
本=中谷(星)
三=吉田(星)
二=黒川、出村2(星)

↑ 都市大のスタメン
【評】都市大は1回、先頭の松田が中前打で出塁すると盗塁と暴投で1死三塁。3番米本の二ゴロの間に生還し先制した。都市大先発は県大会1回戦以来の右アンダーの髙木。しかし先頭から連続四死球を出したところで左の三澤にスイッチ。星稜に傾いた流れを止められず連続適時打や2ランなどで6点を失った。2回以降、三澤が立ち直り、4回途中からはエース今野が踏ん張ったが、初回の大量失点で攻撃が限られ、8回コールド負けを喫した。

↑ 先制打の米本を迎える都市大ベンチ

<桃山球場>
佐久長聖(長野1)
110000210 5
00001222X 7
関根学園(新潟3)
佐)出口、藤岡、井出―江原
関)牧野、滝澤―大竹
本=竹之内、大竹(関)
二=朝田(佐)、増井、竹之内、増野(関)

【評】長聖は2回までに犠飛と適時打で2点を先取。6回に3連打で逆転を許したが、7回に敵失もあり、4-3と再逆転した。その裏、2ランを浴び、再び1点ビハインド。8回に3番清水の適時打で追いついたが、その裏、4連打で2点を勝ち越され敗れた。長聖は3投手で本塁打2本を含む15安打を許し、関根打線を止められなかった。一方、打線は12安打したが長打は1本と、ここでも関根との差が出た。

<コラム&フォト>

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