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【オフトレ拝見】長野日大高校 走って振って、上位校に対抗

昨秋の北信予選を4試合で54得点の猛打で制したが、県大会準々決勝の松商学園戦では2-12の5回コールドで完敗。攻守に県上位校との差を突きつけられた。投打の課題解消に向け、打ち込み走り込みを増やし底上げを図ってきた。

↑↓ 屋外でも室内でもよく振った

投手は宮澤耕太と白根羽琉の2枚が軸に継投で勝ち上がった。しかし、松商打線には持ち味の緩いボールを逆方法に合わせられるなど「通用しなかった」と佐野坂均監督。「球速をプラス5㌔」と各投手に目標を示し、全体トレーニングのほかに5㌔走を課してきた。

秋は背番号1の宮澤は「球威不足で警戒もしすぎた」と反省し、「よく走った。自信になる変化球をつくりたい」とモデルチェンジを図る。

秋の大会後、実質エース格に成長した白根は「インコースの使い方を覚えた」と自信を持ち、130㌔中盤の真っすぐで大台突破を目指す。

冬場は新型コロナ対策で平日2時間、週末は半日など活動時間が制約された中、体幹系のトレーニングや1日1000スイングの打ち込みに時間を割いてきた。

平林大輝主将は「力の差はあったが、しっかりやっていれば5回で終わることはなかった」と松商戦を振り返り、「走り込み、振り込みはかなりやった。(昨夏に続く)8強の壁を何とか越えていかないといけない」と、北信チャンピオンの意地を見せる。

▼練習の模様▼
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