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【県野球協会】3月19、20日の第1回プロ・アマトーナメント組み合わせが決まる

長野県野球協会が4月に設立するのを記念し、3月19、20日に開く「第1回県知事杯争奪プロ・アマドリームトーナメント」(長野オリンピックスタジアム)の組み合わせが決まった。

県野球協会は、県内の野球団体がプロ、アマ問わず一堂に組織化する画期的な新団体。各団体が連携しながら野球人口の底辺の拡大や振興を図っていく。

その新団体の象徴とも言える独立リーグの信濃グランセローズと社会人の信越クラブ、千曲川クラブ、そして松本大学の4チームが県知事杯を懸けて対戦するのが、今回のトーナメントだ。

▽19日(準決勝)
10:00 信濃―信越クラブ
13:00 千曲川クラブー松本大
▽20日
・決勝    10:10
・3位決定戦 13:30

どのチームもまん延防止措置の影響でオープン戦などの実戦の場が少ない中でトーナメントを迎えることになる。

各チームの予想される戦い方を紹介する。

▽信濃グランセローズ
昨季からおよそ3分の2程度の選手が入れ替わった。その中で昨年、実績を残した投手では鈴木駿輔や吉原快がフル稼働したい。元オリックスの荒西祐大兼任コーチもプレーヤーとして期待が高い。野手は澤端侑主将や小西慶治副主将ら昨年からのレギュラー組が引っ張る。

↓ 2月から合同自主トレを行っている信濃

▽信越クラブ(昨年都市対抗県第1代表)
信濃グランセローズで昨季チームトップの9勝を挙げた左腕佐渡俊太の加入が大きい。新人右腕・工藤稜太(東海大札幌)も力がある。エース左腕中村海誠と3人が軸になりそう。野手陣は昨年から大きな入れ替えはないが、退部した正捕手・北村の穴をどう埋めるかが鍵になる。

↓ 新人も加わり本格的に動き出した信越クラブ

▽千曲川クラブ(昨年都市対抗県第2代表)
本多将吾、名取泰誠、水科裕大の3本柱は健在。吉岡稔貴、山田極登の高卒新人も生きがいい。正遊撃手だった永澤蓮士がBC信濃に移籍したが、逆に信濃から新井仁盛が加入し、不安材料は解消された。

↓ シート打撃を行う千曲川クラブ

▽松本大(関甲新1部)
昨秋のエースと主将が抜けたが、控え投手や野手陣はほぼそのまま残った。投手は武用祐渡や塚本強矢ら経験のある新3年生が軸になりそう。一場飛頼ら新4年生の奮起も不可欠。野手は主将だった今井が抜けた一塁を新4年生で争いそう。1年間1部で戦った経験を発揮し4月開幕のリーグ戦へ弾みをつけたい。

↓ 合同練習を本格化された松本大

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