nines WEB

【小学生女子】長野選抜が始動 全国初勝利を目指す

県内の小学生女子選手の希望者でつくる「長野選抜」が5月29日、松本市内のグラウンドで始動した。7月29日から石川県で開く小学生女子の全国大会に出場する。

↓ 練習をスタートした長野選抜

新型コロナの影響で発足が遅れたが、小学生5、6年生の有志13人でスタート。どの選手も日ごろ活動する所属チームがあり、さらに全県から集まってくることもあり、大会までに3日程度しか合同練習を組めないという。

全日本軟式野球連盟が主催する小学生女子の全国大会に、県として初出場したのが2019年。県軟連と県青少年野球協議会(当時、今年から県野球協会女子野球委員会)が共同で選手を募り、全国大会に派遣。これまで20年のコロナ中止を除き、長野選抜は毎年初戦で敗れているため、初勝利が目下の目標になっている。

所属の横田ボーイズで主将を務める大瀧未來さん(松本市立開智小6年)は「松本以外の子とも野球ができ、県外に行けるから」と参加。「みんな女子なので仲よくやりたい。勝ち上がれたらいい」と楽しみにしていた。

学童の強豪松本ライオンズで監督を務め、全国大会にも出場経験のある土屋喜信さんが今季から監督に就き、「時間が足りないが、できるだけ準備をして全国初勝利を目指したい」と目標を語った。

13人中、6年生は7人とやや厳しい構成。昨年の経験者は2人いる。また所属チームでのポジションで捕手がおらず、適正を見ながら守備位置を固めていくことになる。この日は松本市内の2つの学童チームと練習試合を行った。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ