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【一般軟式】高松宮杯全日本、MBCと赤羽アイシンクが4強入り

高松宮賜杯第66回全日本軟式野球大会(1部)
(9月3~5日・松本市野球場)

全国からの代表32チームを迎え、51年ぶりに県内開催。県内からは開催地枠を含め4チームが出場し、MBC(南信)と赤羽アイシンククラブ(中信)がベスト4に入り、地元開催の意地を見せた。優勝は埼玉縣信用金庫。

MBCと赤羽クとも準々決勝を劇的な勝利で突破し、大会3日目の準決勝に進出した。

準決勝で埼玉信金と対戦したMBCは2-5と3点を追う9回、内野ゴロと敵失で1点差に迫ると、9番佐藤正健の右中間二塁打で同点(エンタイトルにならなければサヨナラ)。

しかしタイブレークとなった延長11回に力尽き、6-9で敗れた。9回、同点打の佐藤(19・上田西高出)は「打ったのはインコースの真っすぐ。後ろにつなぐ意識だった」と振り返り、「人生で初めての全国大会。次の大会でも勝ち上がれるように経験を生かしたい」と前を向いた。

堀川郁夫監督は「準々決勝に続き、最後まであきらめず、選手はよくやってくれた」とたたえ、「連戦では投手は四球を少なく球数を減らさないといけない。若いチームなので落ち着いてできるように立て直し、東日本大会を取ってもう1回挑戦したい」と、収穫と課題を持ち帰った。

↓ MBCの唐澤陸

↑ ↓ 9回裏、1点差に迫ったMBCは9番佐藤の右中間二塁打で三走が同点のホームイン

↓ 一走の唐澤がサヨナラのホームインかと思われたが、エンタイトルツーベースで得点ならず

赤羽クは準決勝で南関東日野自動車(千葉)と対戦し、5回までは4-1とリードしたが、後半に投手陣がつかまり、4-9で敗れた。

↓ 赤羽ク先発の鮎澤

↓ 2回、赤羽クは7番百瀬の適時打で先制

↓ 8番鮎澤も適時打で続き2点目

↓ さらに1番近藤の適時打で3点目。前半は赤羽クが主導権を握ったが…

このほかの県勢はBlue Phoenix(北信)が1回戦で気仙沼ジャパン(宮城)に0-6、浅間ベースボールクラブ(東信)も1回戦で南関東日野自動車に2-6で敗れた。

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