nines WEB

【高校】春の県大会 準決勝の見どころはー

第148回北信越地区高校野球県大会
(5月20、21日・綿半飯田野球場)

春の県大会は20日の準決勝、21日の3位決定戦、決勝と残すところ2日間となった。

すでに夏のBシード8校、Aシード8校が決まり、ベスト4による準決勝となる。決勝、3位決定戦を含めてあと2試合の公式戦を行えることで、いろいろな選手起用もできる。夏の大会でより日程的に有利になる上位進出と、優勝校のみ出場できる北信越大会が視野に入ってくる。

準決勝の見どころを紹介するー
▽松本国際(中信2位)―長野日大(北信1位)
4強中、唯一地区2位の松本国際は継投でしのいできた。状態があまりよくなかったエース小森だが、準々決勝の伊那北戦ではロングリリーフで好投。左の井口を含め、継投で競り合いに持ち込みたい。

長野日大は準々決勝で佐久長聖に快勝。エース青木主将は抜群の安定感を誇り、1回戦で木村、中澤らほかの投手陣の試運転もできている。打線も好調で、継投の松国投手陣に対し序盤から攻勢をかけられるか。

▽上田西(東信1位)―松本第一(中信1位)
上田西はエース権田が上向きだが、1回戦で不安を残したほかの投手陣がどう立て直してくるか。打線は経験のある横山、小林遼が引っ張るが、実績のある井出らの状態が上がってくると本来のつながりが出てくる。

松本第一は、公立2校の好投手を連破。昨年まで激戦の中信予選をいい形で勝ち上がりながら県大会で不覚を取るケースがあったが、機動力を絡ませるなど攻撃の引き出しが増えた。ただし、技巧派がそろう投手陣が、強打で機動力も使える上田西打線をどう封じるか注目される。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ