【高校】21世紀枠県推薦校に小諸商
県高野連は来年3月のセンバツ甲子園の21世紀枠県推薦校に小諸商を選出し11月18日、同校で表彰式を行った。
↓ 久保村会長から表彰状を受け取る須田主将
小諸商の推薦校選出は17年以来、4度目。同校はこの秋、55年ぶりに東信地区で優勝し、県大会は8強入りしている。西澤彰泰監督が就任した22年以降、夏の長野大会に関して4強、8強、4強入り。また直近10年でも夏4強に4回、8強に4回、北信越大会に3回出場している。
推薦校表彰式で県高野連の久保村智会長は激励の言葉で「県内では最も安定した戦績を残していると言っていいと思う。そして創意工夫した練習を行い、部員の主体性が特徴のこれからの高校野球にふさわしいチームと強くわれわれも感じている。これを誇り、励みにして頑張ってください」と述べた。
表彰式には引退した3年生を含め部員50人余りが出席。須田築久主将は「この結果は先輩たちの戦績もあってのこと。推薦校の自覚と責任を持って日々練習していきたい」と決意を語った。
↓ 推薦を受けた小諸商ナイン
12月13日に北信越地区を含む全国9地区の21世紀枠候補校が決まり、来年1月24日にセンバツに出場する21世紀枠を含む32校が発表される。
小諸商はこの秋、夏4強入りした主戦の一人だった本格派依田志龍―油井幸太朗バッテリー、さらに田村裕也、篠原大和の二遊間、センター丸山輝斗のセンターラインがそっくり残ったほか、夏は3番を打った一塁角田涼も健在で、優勝候補の一角に挙げられた。
↓ 夏の経験者が多く残った秋の小諸商
◇小諸商の秋季大会戦績
【東信予選】
▽1回戦
〇 9-0小諸(7回C)
▽代表決定戦(準々決勝)
〇 7-0丸子修学館(8回C)
▽準決勝
〇 10-3上田(7回C)
▽決勝
〇 3-1上田西
【県大会】
▽2回戦
〇 6-5松本美須々ヶ丘
▽準々決勝
松本国際
0011000013 6
2000010001 4
小諸商 (10回TB)
↓ 135㌔前後をコンスタントに放るエース依田
↓ 攻守で引っ張る捕手の油井
↓ 強打の角田