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【記念事業】伊那北高野球部100周年 今井アタックス50周年で記念事業

伊那北高野球部100周年記念行事
伊那北高野球部の創部100周年を記念し11月3日、伊那スタジアムで甲子園に初出場した際に対戦した新庄北(山形県)との招待試合を行った。

↓ 伊那北100周年で新庄北と親善試合(写真はいずれも伊那北提供)

伊那北は1955、56年と61年に夏の甲子園に出場している。初出場した55年の1回戦で新庄北と対戦し1-0で勝利している。伊那北、新庄北両校ともに近隣校との統合が決まっているため、現校名でのタイミングで親善試合を設けた。

部員10人の新庄北に対して伊那北は、送って返す持ち味の野球を展開し9-1で快勝した。

試合後は、伊那市内の飲食店で式典を開催。OBや歴代監督ら60人ほどが出席し、4度目の甲子園出場に向けて気勢を上げた。

近藤勇之祐主将は「先輩方が築いてきてくださった伝統と自分たちらしさを融合させて県制覇に向けて頑張る」と決意。OBの田中学歩監督は「これをきっかけにあらためて歴史を感じながら、来年は関係の皆さまにいいものを見せられるように努めたい」と思いを新たにした。

↓ 式典では甲子園出場時のエース、右から小榮(当時柳澤)一三さん(61年)、大槻丞司さん(55年)、飯島宏治さん(56年)の3人がそろい踏み

今井アタックス50周年でエプソン野球教室
学童野球の今井アタックス(松本市)は11月10日、創設50周年を記念し、練習拠点の今井小で社会人軟式の強豪セイコーエプソン野球部による野球教室を開いた。

↓ 今井アタックスの50周年でセイコーエプソンが野球教室

アタックスOBがエプソンのスタッフにいるなどの縁があり実現。アタックスの選手たちはポジション別にエプソンの選手に手本を交えて指導を受けたり、打撃を教えてもらったりした。

OBらによる記念事業実行委員会は野球用具一式をチームに贈呈。OBで元監督の大槻和仁実行委員長は「地域に野球をやりたい子がいる以上、やれる環境を残せるようOBや地域で支えていきたい」と願っていた。

アタックスは2010年代に部員不足で数年間、大会に出場できない苦難を乗り越えてきた。しかし今季14人の部員のうち6年生6人(5年生0人)が卒団するとチーム編成できないため、来季はお隣の朝日村の学童チームと合同で大会出場する予定。OBでもある櫻井貴司監督は「いつも地域の方に見守られているチームなので、体験会を開くなどしてここは何とか粘りたい」と存続にこだわる。

↓ エプソン選手がアタックスの子供たちに指導

(写真はいずれもエプソン提供)

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