【リトルシニア】日台国際大会 信越連盟から中南信選抜が参加
第20回日台会長盃国際野球大会
(12月27日~31日・台湾)
年末恒例の台湾で開催する日台国際大会に、リトルシニア信越連盟は中南信ブロックから選抜チームを編成して出場する。
↓ 中南信ブロックから選出された今年の信越選抜チーム
大会は12月27日から5日間の日程で台湾中西部にある嘉義を舞台に開催する。台湾の中学生10チームと、リトルシニアの各地区選抜10チームがそれぞれ対戦する。
コロナによる中止を挟み、信越連盟の新潟、東北信、中南信の3ブロックが持ち回りで選抜チームを組んで台湾での大会に参加している。今年は中南信で、同ブロックの12チームから各チーム1~4人計22人を選出。異国の地で、5日間で10試合を行うハード日程のため、深澤監督は「投手をできる選手が豊富にいる。投手を中心の守りの野球をしたい」と展望する。
以前は、チームを引退した3年生を中心に選抜チームを編成していたが、シニア在籍時に国際経験を生かしてもらうように2年生以下の選手を選考することになった。所属チームの活動もあるため10月14日に初顔合わせ、11月16日にほかのシニアチームと練習試合をした以外、松本市野球場の室内練習場で数回合同練習を行い、遠征に備える。
↓ 深澤監督から話を聞く中南信選抜のメンバーたち(11月24日、松本市野球場室内練習場)
選抜には新人戦中南信ブロックを制して来春の全国大会出場を確実にしている安曇野南や、同準優勝の松本南、ベスト4の塩尻、岡谷など上位チームからも有力選手が選出されている。
主将に就いた安曇野南の外野手、藤澤宏斗はこの春まで5年間タイで生活しており、タイ代表になった経験があるだけに、台湾遠征にも「不安はない」。「徐々にほかのチームの選手とも打ち解け、声も出てきた。いつもと違うメンバーが集まり、新しいことを知ることができて楽しみ。日本野球は強いが、学生も強いところを見せたい」と意気込んでいる。
深澤監督は「短期間でいろいろな経験を積んで、横のつながりもつくって今後に生かしてほしい」と願っている。
【信越選抜メンバー】
▽団 長 岡村文雄
▽事務局 新川 衛
▽監 督 深澤友和(松本西シニア監督)
▽コーチ 桃井亮介(松本南シニアコーチ)
氏 名 所属チーム 守備位置
菅沼 直樹 飯田 内
光澤 陽粋 伊北 投内外
平澤 佳太 飯田 投外
伊藤 夢翔 駒ヶ根 投内
藤森 塁 塩尻 捕内外
中野 想 伊北 内
伊藤 晴琥 伊北 投外
高沢 晃平 塩尻 捕内
海老原悠人 安曇野南 投内外
伊藤 翔真 岡谷 投内
小林敬太朗 鉢盛 投内
桃井 隼 松本南 捕内
木下 翔太 伊北 捕外
神田 圭佑 安曇野南 投捕内
小石 塁斗 大町 内
田中 雄大 塩尻 投捕内外
中塚 遼 伊那 投内外
藤澤 宏斗 安曇野南 投内外
三岳 怜雅 駒ヶ根 投内
三村 大雅 松本西 内外
羽田野賢心 安曇野 投内外
田中 太智 松本西 捕内外
※背番号順、すべて2年生
↓ 限られた合同練習の日数の中、連係プレーを中心に確認