【普及イベント】各地で野球に親しむイベント開催 未経験者で盛況
オフシーズンに入り各地で野球の普及振興を図るイベントが開かれた。各地区の野球協会が主体となり、主要球場を会場にして野球未経験の子どもらにゲーム的な要素を交えたアトラクションを通じてその楽しさを味わってもらった。高校球児たちも子どもたちの相手役になったり、運営に携わったりして盛り上げた。
いくつかのイベントの模様を紹介する。今後、小規模に継続的にイベントを開く地域もある。
【松本】
松本野球の日(11月17日・セキスイハイム松本)
松本と塩尻の両地区野球協会が主催。小さな子どもを連れた親子ら約600人が来場し、親子1組に高校生が1人付き添って案内した。松本国際高の女子硬式野球部員や松本大の野球部員らもサポートした。
↓ 松本野球の日の模様
【上田】
上田東御小県野球まつり(11月24日・県営上田野球場ほか)
同地区野球協会などが主催。午前中は年長~小学生の初心者向けに中高生の案内でアトラクションに挑戦した。300人近い子どもが訪れ、大谷翔平が各小学校に贈ったグラブでキャッチボールもした。
午後は低学年の野球少年がアトラクションを楽しんだ。別会場では小学5、6年生を対象に高校生による野球教室も行った。
↓ 小学低学年の野球少年が参加した午後の部
↓ 高校生による野球教室
【伊那】
上伊那野球・ソフトボールの日(12月1日・伊那ニッパツスタジアム)
実行委員会などが主催。未就学児や小学低学年の未経験者ら約400人が来場した。高校部員らが案内やブースを担当。来場者を前に高校生らが投球や打撃を披露した。
↓ 上伊那の日の模様
↑ ↓ 伊那西高女子ソフトボール部員(上)と高遠高出身BC信濃の山田投手(下)がデモ投球
【長野】
北信野球の日(12月1日・長野オリスタほか)
実行委員会などが主催。オリスタには初心者を含めた子どもら約1800人が来場した。オリスタには野球、ソフトボール関連のブース以外、ラグビーの体験コーナーもあり、子どもたちはさまざまスポーツに触れた。
各地の別会場では、信越クラブやBC信濃による野球教室、中学生と小学高学年の交流会が行われた。
↓ ラグビー体験のブースもできた北信野球の日
↓ 高校のソフトボール部員と野球部員の対戦も盛り上がった
【佐久】
佐久地区野球の日(12月7日・佐久スタジアム)
佐久地区野球協会の主催。野球をやっている子、やっていない子400人近くが訪れた。約150人の中高生野球部員が案内役を務め、ホームラン体験やアトラクションを楽しんだ。地元の千曲川硬式野球クラブの選手たちも野球体験ブースで子どもたちの相手をした。
↓ きれいな球場で野球を満喫