「悔しいの一言に尽きる」キングスU18が4位、#77佐取龍之介はベスト5に選出 BリーグU18チャンピオンシップ
Bリーグの各チームが保有するU18ユースチームが、トーナメント形式で頂点を決める「U18 CHAMPIONSHIP(チャンピオンシップ)」が11月29日~12月2日、群馬県の高崎アリーナで行われ、琉球ゴールデンキングスU18が4位に入った。#77佐取龍之介は大会ベスト5に選ばれた。(文・写真 長嶺真輝)
1日の準決勝は名古屋ダイヤモンドドルフィンズU18に73ー91、2日の3位決定戦はレバンガ北海道U18に61ー78で敗れた。
4回目となる今大会には全38チームが参加。名古屋D U15が初優勝を飾った。
相手のディフェンスと速攻に苦戦 3位決定戦
昨年まで2年連続で3位だった琉球U18。初優勝を目指していたが、これまで幾度となく苦杯を舐めさせられてきた宿敵の名古屋DU18に準決勝でで敗れ、3位決定戦に回った。
北海道U18との試合は#11平良南海輝の3Pで試合が幕を開ける。#25上原颯太や#77佐取龍之介らが積極的にドライブを仕掛けて得点を重ねるが、相手のハードなディフェンスや素早いトランジションからの速攻に手を焼き、先行される展開が続く。
第4Qの残り約4分の段階でも10点を追う展開。ここから上原がミドルシュート、平良が速攻から3Pを決め切り、5点差に。その後も佐取らの得点で追いすがるが、北海道U18の3Pや速攻を止めきれず、最後まで捉えることはできなかった。
平良「個人としても3Pの確率が悪かった」
3年生の平良は「最後のチャンピオンシップということで気合を入れて臨みましたが、北海道U18のディフェンスを崩すことができませんでした。個人としても3Pの確率があまり良くなかったので、悔しいの一言に尽きます」と話した。
与那嶺翼HCは、準決勝、3位決定戦ともに第4Qで突き放されたことを課題に挙げ、「北海道U18の方がリバウンドやルーズボールを拾っていて、そこから3Pを決められてたりして流れを持っていかれました。踏ん張るべき時間帯にチームが同じ方向を向いてプレーすることがまだまだできていないので、その部分はコーチとしてのアプローチも見直さないといけないと感じました」と振り返った。
キングスU18は次戦、BリーグU18の地域リーグを勝ち上がった12チームで行う「ELITE LEAGUE」で、12月8日に沖縄アリーナで名古屋DU18と対戦する。