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美来工科が混戦を制して初優勝!U18日清食品九州ブロックリーグ 12月末のウインターカップに向けて弾み

 高校の部活動やBリーグユースが垣根を越えて競い合うU18日清食品リーグの「九州ブロックリーグ」(9チームによる総当たり戦)に参戦した県立美来工科高校は12月1日、山口県の精華学園高校で最終戦を行い、八女学院高校(福岡県)に116ー77で大勝した。(写真は「ⓒU18日清食品リーグ」)

 大会は同日で全日程を終え、美来工科、九州学院高校(熊本県)、柳ヶ浦高校(大分県)がトップの6勝2敗で並んだが、得失点差がプラス125で最も高かった美来工科が初優勝を飾った。九州学院はプラス124、柳ヶ浦はプラス105で僅差だった。

 大会には沖縄から琉球ゴールデンキングスU18も参戦し、5勝3敗で6位。九州ブロックリーグの男子は6勝3敗と5勝3敗がそれぞれ3チームとなり、極めて混戦だった。

スピードとスキルで高さに対抗 強豪からも白星

ⓒU18日清食品リーグ

 キャプテンの玉城宏逢や玉城匠翔を中心にスキルが高く、当真祐斗など外からのシュートが得意な選手も多い美来工科。高い位置からの激しいプレッシャーや素早いトランジションからの速攻を武器に、九州ブロックリーグでは留学生など高さのある選手を揃える柳ヶ浦や延岡学園高校(宮崎県)からも白星を挙げた。

 今大会には美来工科を含め、12月23日~29日に東京で開催される全国高校選手権(ウインターカップ)に出場するチームは多い。沖縄代表として出場する美来工科にとっては、高校ナンバーワンを決める冬の大一番に向けて自信を深める優勝となっただろう。

 ウインターカップでは、美来工科は24日午後3時40分から、東京体育館で県立海部高校(徳島県)と1回戦を行う。

ⓒU18日清食品リーグ

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