ジョン・レノン『イマジン』・・・「イマジン」がすごいのはヨーコさんの感性、日本的な祈りが半分入っていることだと思います
“平成は戦争がなかった”というタイトルの小説をインディーズ文芸創作誌「ウィッチンケア」に書いた。自分が生まれてから世の中で起こったことをどんどん書いていって、最後は「あっこれは走馬灯だったんだ、俺死ぬんだ」というオチにした。タイトルに平成という言葉を使いたかったというだけでなんとなくそういうタイトルをつけた。
もちろん、世界に戦争は溢れているのに、ケッという気持ちもあった。
アジアン・カンフー・ジェネレーションのゴッチさんが“平成は戦争がなかったと呟いているミュージシャンにモヤモヤする、イラク戦争はどうなんだ”と怒っていた。
あっー僕はすっかり忘れていた。日本は平成にイラク戦争をしていた。イラク戦争の前の湾岸戦争の時は政府は自衛隊を派遣出来ず、お金だけ払った。そして、世界中から「血を流さず金だけか」と批判された。イラク戦争には800人が戦闘終結後派遣された。コケインが大好きだった親子の独裁体制を滅ぼし、兵士、民間人を合わせて60万人以上の人がなくなった。
平成が終わると思ったとき、僕が思ったのは陛下の祈りが通じて、平成は日本では戦争がなかったなとなんとなく思ってしまったのだ。日本が戦争に参戦していたことをすっかり忘れていたのだ。
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