松沢呉一のビバノン・ライフ

業務連絡とさだまさしと銭湯と咳と頭痛と下痢-(松沢呉一)

 

現在の連絡方法

 

vivanon_sentence今も古いパソコンを使っているのですが、どういうわけかメーラーが開けないので、メールはスマホで見てます。でも、スマホで返事を書いていると木枯らしの吹く季節になりそうです。時間がかかる上に打ち間違いが連続して、殺人事件や戦争のきっかけになっても困ります。「どうせ返事を書かないんだから」と結局メールはあんまり見てません。

という事情でありまして、メールの返事をしていないのはそういう理由です。あしからず。

Facebookのメッセージも開けないことがあるのですが、開けることの方が多いので、試しに送ってみるといいんじゃないでしょうか。宝くじよりは当たります。

確実な連絡方法は、電話かFacebookのコメ欄か銭湯で待ちぶせです。Facebookのメッセージは不調ですが、コメ欄はスムーズに見られます。

スマホで適当に読んだのですが、我が銭湯小説についてのアドバイスなり、問い合わせなりのメールが来てました。最初の10本はパソコンとともに消えましたが、読書週間を終えてやることがなかった時にまた10本書きました。一発芸的小説だったら数は書けますが、こんな短期間では上手になりません。カルチャースクールの「小説講座」にでも通って上手になったらお見せできることもあろうかと思います。

以上業務連絡でした。

 

 

銭湯での出来事

 

vivanon_sentenceこれだけで終わるのは寂しいので、なんか書いておくかと思ったのですが、ナチスのこと以外、とくに書きたいことはないです。

とくに書きたいことではないのですが、「銭湯再訪」シリーズで、先週、2年ぶりくらいの銭湯に行ったら、脱衣場のテレビでさだまさしが若い頃に行っていた千葉・市川の銭湯を再訪して、グレープ再結成ライブをやってました。さだまさしも再訪シリーズか。

すぐに洗い場に入ったので、長くは見ておらず、どんな番組かもわからなかったですが、あの番組はレギュラーで銭湯を再訪しているのかもしれない。だとすると、人と銭湯を探すのが大変じゃね。30年前、40年前にあった銭湯の大半はもう廃業しているわけで。

ちなみにグレープの片割れの吉田政美さんは、もう定年退職したかもしれないですが、VAPレコードのディレクターで、音楽業界時代にVAPで何度かお見かけしたことがあります。軽く話したこともあったかもしれない。詳しくは忘れました。

浴槽に入って、「きょーねんのあーなたのおーもいでが〜」と頭の中で歌っていたら、そこに50代と思われるのが入ってきて、ゴホゴホと咳をしています。浴槽の外に向けてでしたし、温度も湿度も高く、どうせ湯気に乗って上昇しますから、気にしてになかったのですが、相当にしつこくて、さすがに10回目くらいの咳で、「てめえ、咳が出ている時に銭湯に来てんじゃねえよ」と思いました。

私はその1週間ほど前から頭痛がひどく、「人生始まって以来、最悪の頭痛」というくらいに痛い上に長引いていて、頭痛薬を飲み続けてました。これでコロナに感染したら死ぬぞ。それに加えて、その数日前から下痢をしてまして、咳の連動で下痢が漏れたらどうするよ。

私が浴槽を出ればいいのですが、頭痛がひどくて動きたくないので、そのまま息を潜めてジッとしてました。

 

 

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