DaiGoの発言は優生思想とは言えない—足に障害があったのになぜゲッベルスは抹殺されなかったのか-(松沢呉一)
お知らせ
Facebookのビバノン・アカウントはほとんど機能しなくなっていて、脳死状態だったのですが、それでも使っている人たちが少しはいるので更新し続けていました。
ところが、数日前から投稿ができなくなりました。しばらく放置しておくと投稿できていたのですが、一昨日の2本目から、何時間経ってもダメ、再起動してもダメ。
申し訳ないですが、Twitterでチェックしていただくか、1日1回、思い出したらビバノンのページを開いてください。
その告知だけをしようとして、スマホで投稿したのですが、どういうわけか、ビバノンのアカウントから投稿しても、私個人のアカウントで投稿されてしまうので、これも諦めました。スマホの使い方をまだマスターできてません。
他に「埋め込み動画が観られない(YouTubeのページで観るのはほとんど問題なし)」「開けないページがある」「図版等が表示されないことがある」「フリーズしやすい」「時々画面が真っ黒になる」等の難点があって、そのうち起動しなくなります。これがティッピングポイントです。
DaiGoの発言は思い切り批判されていいとして
テキストだけを読むのは支障があまりなくて、DaiGoの大炎上もチェックはしてました。
批判殺到なので、改めてそこに重ねて批判するまでもあるまいと思っていたのですが、報道を見ていたら、「優生思想だ」という批判が出ていることを知り、ここはひっかかりました。元番組を確認していないのですが、報道されている言葉を読む限り、優生思想と近似ではあっても、優生思想ではありません。
具体的に「優生思想」としているのは、たとえば以下の声明。
2021年8月14日付「つくろい東京ファンド」のサイトより
直後に出すと足を引っ張ることになりかねないので、数日置きました。
インパクトのある言葉を使いたがるのはわかるけれど、正確さも必要
生活保護問題対策全国会議、一般社団法人つくろい東京ファンド、新型コロナ災害緊急アクション、一般社団法人反貧困ネットワークの4団体による共同声明であり、全体として異論はないのですが、以下の部分はいただけない。
ホームレスの人や生活保護利用者の命は要らないとする、DaiGo氏の一連の発言は、人の命に優劣をつけ、価値のない命は抹殺してもかまわない、という「優生思想」そのものであり、断じて容認できるものではありません。
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