松沢呉一のビバノン・ライフ

ロシア軍の戦争犯罪に比べれば取るに足らないけれども、ウクライナ軍の捕虜殺害疑惑がいよいよ強まった-(松沢呉一)

 

くら寿司のビッくらポンでサンリオ・グッズ

 

vivanon_sentence昨日は更新を休みました。パソコンもスマホも不調なため、パソコンを借りるためにモダンフリークスの事務所に行ったら、急遽、くら寿司に行くことになりました。

福田君も私も、ダウンタウンがCMに出ているのを観て、くら寿司には行くまいと決めていたのですが(起用がベタすぎてつまらんし、CMの内容もつまらん)、くら寿司で現在サンリオのキャンペーンをやっていて、ビッくらポンで、缶バッジなどが当たるのです。

それをどうしてもゲットしたいというのがいまして、どうせだったら大人数で行った方が当たる確率が高まりますので、4人でくら寿司に行きました。

相変わらず、くら寿司は混んでいて、テーブルだと2時間待ち、カウンターだと1時間待ちだったので、カウンターにしまして、各自バラバラにビッくらポンに挑み、グッズをゲットしたい本人以外の3人は当たりを引きました。

6月24日からは第二弾がスタートして、2,500円ごとにクリアファイルをもれなくもらえます。また行くことになるかも。

これはいいなあと思いました。私はまるっきり興味がないですが、寿司には興味があるので、寿司を食うだけで満足できます。ついでに人のためになるんですから、一挙両得。

ウクライナ人が作る料理を食うのもそういうものか。おいしくて満足し、ウクライナ人のためにもなります。

ドン・キホーテで買い物するのもそういうこと。欲しいものを買っているだけでも、ウクライナ人支援活動のサポートになる。

それはいいとして、待ち時間が長いし、寿司を食うにも緊迫して、なんか疲れてしまって、帰ったらすぐに寝ました。

 

 

ウクライナ軍も捕虜の虐待をしていた疑いが濃厚に

 

vivanon_sentence昨日出そうと思っていたネタ。

ウクライナ軍のロシア軍捕虜殺害映像か?—ロシア軍の民間人虐殺に匹敵はしないけれども、事実であればウクライナ軍の戦争犯罪」に書いたように、3月下旬から4月上旬にかけて、ウクライナ軍によるロシア兵捕虜の虐待現場、あるいは殺害現場を撮ったのではないかと思われる映像が何本か出回ってました。

これに対してウクライナ側からは「ロシアによるフェイクだ」とする主張もありつつ、ウクライナ大統領顧問のアレクシイ・アレストビッチは「戦争犯罪の疑いがある」とし、調査を約束しますが、その後、調査の結果は発表されていません。

メデューザ」はこれらの映像に出てくるロシア兵の一人を特定します。

彼はオムスク州ナジヴァエフスク出身のイワン・クドリャフツェフ、二十歳です。義理の母や叔母が映像を観て確認していますし、彼らにこのことを教えたのは、映像を観たイワンの友人です。彼らが、映像に出ているのがイワンであると信じていることは間違いなさそうです。イワンの写真も「メデューザ」に提供しているので、検証も可能でしょう(私はどれがイワンなのかわからないので確認はしてません)。

それがイワンだとしても、なおロシア軍のフェイクである可能性はありますけど、そのまま彼は連絡がとれず、家に帰ってきてもいないので、ウクライナ軍に捕まった、つまりあの映像はウクライナ軍による虐待を示すものだと考えた方がはるかに自然です。そして、彼はあのまま殺された可能性が大。

※2022年6月16日付「Медуза」 相変わらずうちのパソコンでは「メデューザ」は観られず、これは画像検索で出てきたサムネイルです。

 

 

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