松沢呉一のビバノン・ライフ

ロシアでは放火闘争が続き、焼身自殺(未遂)も起きている—宮沢章夫とミニスカJK-(松沢呉一)

 

数日遅れで宮沢章夫の訃報を知った

 

vivanon_sentenceとくにウクライナで戦争がおっぱじまってから、国内のことに興味がまったくなくなっています。最近興味があったのは「聲の形」くらい。ホントに「聲の形」は衝撃でした。アニメであんなに泣いた自分が衝撃。

昨日、国葬ってもんが行われたらしい。統一教会とズブズブのクズを国葬かよ。この件についても「ビバノン」ではほとんど書いていなかったですが、学生時代の反原理研運動の頃となんも変わらないので、興味を抱けませんでした。あの頃は、天皇に模した人物を文鮮明にかしずかせるというので、右翼でも統一教会とは距離を置いている人が多かったはずです。まっとうな「右翼」ね。なんで安倍晋三を殺すに至るまで放置してしまったんですかね。

国葬にも興味があるはずがなく、昨日はタコシェに行きまして、中山社長から、宮沢章夫が亡くなったことを教えられました。喘息が持病ということは聞いたことがあったと思いますが、体が弱かったとの認識はない。早すぎでしょう。

最後に会ったのは10年くらい前かなあ。面識はあっても、一緒に何かをやったことがあったわけではないので、長谷川博史氏や山本夜羽音君のような感慨はないですけど、同世代の知り合いが消えていくのは辛い。

タコシェを出て、豊島区の銭湯に行こうと思い、駅に向かっていたら、5メートルほど前を単身JKが歩いてまして、パンツが見えそうなミニがずり上がるのか、時折、下ろす仕草がかわいくてさ。JKになんの興味もなく、女子大生だって興味がないのですが、ミニの制服には興味があります。「聲の形」の植野直花のせいです。

植野が偶然将也と出くわして、将也の自転車の後ろに勝手に乗ったところで、下半身がアップになります(ここに出したSSのすぐあと)。「聲の形」でもっともエロいシーンです。あれ以来、ミニのJKが好きです。こんくらい現実に侵入してくるのが「聲の形」の異常なところです。

それ以外、私の意識はロシアとウクライナにあります。イランも時々。

 

 

賢い放火の方法

 

vivanon_sentence一昨日、メデューザが急増する入隊事務所などへの放火事件をまとめた記事を出していたのですが、中に焼夷弾を使った事件が出てました。コンビニやスーパーには売ってないですから、軍隊経験者が持ち帰ったものを使ったのでしょう(放火事件は各地の地元メディアが扱っていることが多いので、この記事を探したのですが、見つかりませんでした)。

また、役所に放火され、付随した郵便局が全焼したケースもありました。結果そうなっただけかもしれないですが、召集令状の配達を妨害して、時間稼ぎをしている間に国外に脱出かと思います(この記事も見つからず)。

以下は、上のふたつの記事を探す過程で見つけた画期的な放火です。おそらく25日深夜か26日早朝にレニングラード州で実行されたものです。

 

2022年9月26日付「Dialog Ukraine

 

ウクライナ・メディアです。「賢い放火の方法」の伝授になるので、ロシア・メディアは報じにくいかも。

 

 

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