戦死者の多い地域で巨大火災が続くロシアと方針変換して以降も数字をごまかし続けている中国—ここまでの補足と追記-(松沢呉一)
「ロシアでは火災が続き、イランでは処刑が続き、中国ではコロナ禍が続く—ここまでの補足と追記」の続きです。
また巨大火災
一週間ほど前に、石油精製所が大爆発を起こしたばかりのアンガルスクにあるマルコフスキー石油・ガス凝縮油田のガス処理場が18日の夜に大爆発。
数名の負傷者が出ており、2名が重篤な状態。
同じ地域でこの規模の大火災が連続すると、人為的な火災、つまりは放火を疑うしかない。
アンガルスクはイルクーツク州にあります。シベリアです。この動画の解説にも出ているように、イルクーツクからは大量の志願兵がウクライナに赴いており、死亡者が飛び抜けて多い場所です。負傷して戻ってきているのもいます。そのことを名誉なことととらえているのもいるでしょうが、自分の失われた手足や犬死した仲間たちの復讐に燃えているのもいましょう。
農薬販売会社の倉庫が焼けた
一昨日、ヴォルゴグラード近郊のノヴォアニンスキー市で火災。
2022年12月19日付「V1 RU」
そんなに大きくない倉庫の火災なのですが、引っかかる点があります。その倉庫の所有は肥料販売会社アグロプロムストです。昔っから手製爆弾を作る時は肥料を火薬にします。放火だとすると、可燃性の高い肥料があることをわかった上でのことどはなかろうか。放火かどうかわからんですが。
動員兵の反乱があったチュヴァシでも
同日にはチュヴァシ共和国でガスのパイプラインが爆発。
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