松沢呉一のビバノン・ライフ

宏洋の参戦で仁藤夢乃の虚言が炸裂—大川隆法が降霊したか?-(松沢呉一)

 

 

大川隆法の遺書と個人資産

 

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先日書いた大川隆法の遺書についての続報です。

長男の宏洋が母のきょう子さんに確認したところ、やはり大川隆法は毎年遺書を書き換えていたとのことです。あれだけの大教団のトップなら、そのくらいはしていましょう。

 

 

しかも、きょう子さんとの離婚の際に、財産分与を避けて、大川隆法は個人資産をすべて教団に寄付したとのこと。せこいなあ。つうことは、きょう子さんが宏洋に3千万円をあっさり貸せるくらいに金を持っているのは、離婚前に貯蓄していた金か。教団にいる時に年間数千万円もらっていてもおかしくなくて、そのほとんどは口座に残っていたとすれば億ですわね。

隆法は離婚して以降も何度か個人資産を教団に寄付しているらしいので、死んだ時点ではたいして金を持っていなかったかもしれない。生きている限りは、教団の資産はかなりまで自由に使えていたわけですから、個人で所有している必要はなかったでしょう。

宏洋も期待していないようですが、遺産が入って来ないと借金を返せないですからね。返すまでは政治家になるのはやめとけ。

個人資産はないとしても、教団所有の莫大な資産がありますから、教団に残された者たちの金と権力の奪い合いが今後熾烈になっていくことは避けられない。

ただでさえ混乱が避けられず、二番目の妻と長女が対立して教団が分裂する可能性もある中、宏洋の存在がさらに混乱に拍車をかけています。

彼は連日隆法の霊言をやっていますが、宏洋の霊言を本物だと信じている人も出てきているらしく、慌てて宏洋は「自分がやっているのはインチキなイタコ・コントだ」と弁明しています。しかし、隆法がやっていたのもインチキなイタコ・コントなので、正当な後継者です。

 

 

歌舞伎町に宏洋登場

 

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歌舞伎町を舞台にした「虚言チーム」vs.「目立ちたがり屋チーム」の抗争は、「どっちもクズ」って話にしかならないので、今までほとんど触れてませんでした。暇空茜が先導しているようなデマをあちらは流しているので、彼としてはこの行動自体を否定するしかないでしょうけど、私としては他者のやり方は否定しないです。肯定もしないし、関わりもしない。勝手にやっとけ。

実際のところ、Colabo側がコロアキらを業務妨害で訴えたところで、勝てないのではなかろうか。公道で抗議するなり、質問するなりは都民なり新宿区民なりの当然の権利です。これがNGなら、神原元弁護士がメンバーだったしばき隊のやっていたことは全部NGです。お得意の「自分はやってもいいが、他人はやってはいけない」ってか。通用しねえって。

3月8日、ここに宏洋が参加。自ら転んで「押し倒された」と騒ぐような信用ならないコロアキに比べればずっとまともな人間の登場により、虚言チームの虚言リーダーのあまりにひどい虚言ぶりが露呈しました。

時間が経ってしまいましたが、記録のために改めて確認しておきます。

 

 

 

ほとんどすべて虚言からなるツイートであることが誰の目にも明らかになる動画を添えてます。この中で事実は、「触られた」という点のみでしょう。動画を見ると、コロアキが逃げようとする仁藤夢乃を押さえようとして、一瞬体に触れています。触るだけでも時に暴行になり得ますので、ここでもコロアキの無防備さがわかります。味方にすると怖いヤツ。

 

 

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