松沢呉一のビバノン・ライフ

中国武漢ウイルス研究所起源説を陰謀論にしたがる人々を疑う—Qアノン・暇アノン・夢アノン-(松沢呉一)

 

コロナ時代初! ノーマスク派がマスク派を上回った

 

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昨日は新宿駅から3丁目、2丁目、1丁目、歌舞伎町、東新宿あたりでマスク率をカウントしたのですが、昼間はやはりマスクをしている人が多くて、顎マスクを含めたノーマスク率は1割台、多くても2割台でした。ただし、歌舞伎町から、Colaboの事務所を越えて明治通りまで出ると、ホテルが建ち並ぶため、外国人観光客が増えます。アジア系でも観光客マスク率はほぼゼロなので、途端にノーマスクは3割台になります。

東京でもっともマスク率が低いのは、東新宿と西新宿か。

以下は東新宿の交差点。

 

 

手前も向こう側も右側もホテル。

おそらく銀座、浅草も観光客率が高いので、ノーマスク率は高いはず。

この様子だと、夜はもっと伸びるなと思って、夜も新宿でカウントしました。東新宿でも歌舞伎町でもノーマスク率が5割を超えた回がありました。コロナ時代になってから初です。いよいよコロナ時代は終了です。

つっても死者は今も出続けていて、ワクチンの効果が出ているようにも見えず、どっかで終わりにしないとならないので、無理やり終わってみたに過ぎないように思います。マスクをしなくなることでさらに感染者が出て、死者が増える可能性もあるので、死にたくない人は各自で注意しましょう。

個人の判断に変換したことに文句をつけているのではなく、最初からそうすればよかったではないかというのが私のスタンスです。死にたくない人は各自で注意をすればよかったのです。

公的な室内空間はそれを管理する公的機関が判断。私的空間はその空間を専有している人が決定。公的な屋外空間は個人が決定でよかったんじゃないでしょうか。最初から屋外では、接近して会話をするなどしない限りは感染しにくかったわけですから。

今さら言ってもしょうがないですけど、コロナ禍の馬鹿騒ぎでどれだけ失ったものがあるのかを考えると、いつまでも言い続けたい。

いつまでも言い続けたいことは他にもあります。

 

 

米エネルギー省がCOVID-19は中国の武漢ウイルス研究所から漏れたものと結論づけた

 

vivanon_sentence先月末に、ウォールストリートジャーナル紙が、米エネルギー省の内部報告書の内容をすっぱ抜いたことを報じました。同報告書によると、COVID-19は中国の武漢ウイルス研究所から意図せずに漏れた可能性が高いと結論づけています。ただし、新規で決定的な証拠が見つかったのではなく、報告書自身、「低い確信しかない」との条件を付けています。米国内でもなお意見が割れるにせよ、エネルギー省やFBIが漏洩説をとっている意味は決して軽くない。

これに中国が反発し、米国は「だったら調査に協力せよ」と追い打ちをかけました。

 

 

 

 

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