松沢呉一のビバノン・ライフ

本日10月30日、「月刊 生き違い新聞」2号目—テーマは未定-(松沢呉一)-[無料記事]

 

 

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本日10月30日(水)、前回と同じく高円寺パンディット2で、「月刊 生き違い新聞」の2回目をやります。

 

 

 

パンディットではなく、パンディット2です。

 

 

高円寺北口を出て、線路に沿って東に向かい、あづま通りを北上して、熱帯魚屋の斜向かい、アミューズ館の2階です。

前回、とくに準備もせずに行き当たりばったりで適当に語りましたが、今回もまだ決めてません。

 

 

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先週のことです。

40歳くらいだと思いますが、メガネをかけた長髪の男とすれ違いました。「あ、宅八郎」と思いました。顔が似ていたわけではないのですが、長い直毛を束ねておらず、メガネをかけた中年男は宅八郎に近づきます。

「宅八郎はいつ死んだんだっけな」というところから、亡くなった知人たちのことをしばらく考えていました。「酸欠少女さユり・大宮イチ・ユズキカズ・松岡正剛・田中美津・大崎善生—本年5月から9月までの訃報巡り[前編]」に書いた大崎善生のことで思い出したこともありました。彼は学生時代、大崎枕というペンネームを使ってました。「お先真っ暗」です。二葉亭四迷(くたばってしまえ)を彷彿とさせる、いい名前だと思ってました。

誰かが亡くなったことを知った時に、追悼文代わりに思い出話を書いたりはしますが、後で思い出すエピソードもありますし、後から誰かから聞くエピソードもあります。また、書くタイミングを逸してしまうこともあります。

そういう話をしつつ、それぞれの生き違いぶりを語ろうかと思いましたが、あんまり面白く語れる自信がない。セブンイレブンの上底弁当の話とか、ロシアでついに対チェチェン戦が始まった話とか、そんな話でもするか。

 

 

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