「ノンフィクションの筆圧」安田浩一ウェブマガジン

【期間限定無料公開】『サバイバー 池袋の路上から生還した人身取引被害者』著者・マルセーラ・ロアイサさんインタビュー

『サバイバー 池袋の路上から生還した人身取引被害者』(ころから=刊)の発売に合わせ、大きな反響をいただきました《「人身売買」大国ニッポン 3 〜 コロンビアから来た女性が日本で見た地獄 『サバイバー 池袋の路上から生還した人身取引被害者』著者・マルセーラ・ロアイサさんインタビュー」》を、期間限定で無料公開いたします。この機会に是非、書籍と併せて著者のインタビューもお読みください。
なお、無料公開期間は同書の発売日である8月25日(木)から8月29日(月)の正午までとさせていただき、以降は通常通りの有料コンテンツとなります(無料公開は終了いたしました)。

日本でセックスワークを強要されたコロンビア人女性の手記「ヤクザに囚われた女——人身取引被害者の物語」を日本語訳。
母国でベストセラーとなった真実の物語は、「ニッポンスゴイ!」ブームで消すことはできない!

日本語版限定で、人身取引(ヒューマン・トラフィッキング)被害者をサポートするNPOライトハウスの藤原志帆子代表による解説、ジャーナリストの安田浩一による著者独占インタビューを収録。

親愛なる日本の読者の皆さまへ(マルセーラ・ロアイサ)
日本の状況を変えるための勇気に感謝を込めて(藤原志帆子)
Historia1 「ニマンエン」
Historia2 手錠
Historia3 くそったれ!
Historia4 ヤクザ
Historia5 路上と劇場
Historia6 取引き
Historia7 生還
著者インタビュー「日本はいつマルセーラを解き放つのか?」(安田浩一)
訳者あとがき(常盤未央子)

マルセーラ・ロアイサ
1978年コロンビア生まれ。1999年に来日し、セックスワークを強要される。2001年に帰国し、2009年に日本滞在中の出来事をまとめた手記(原題「ヤクザに囚われた女ー人身取引被害者の物語」=本書)が大ヒットし、2011年に続編(「過去の私、いまの私」=未訳)を刊行。その後、米国に移住し、人身取引撲滅のためのNPO Fundación Marcela Loaizaの代表として活動する。

藤原 志帆子
1981年北海道生まれ。米国でウィスコンシン大学マディソン校を卒業後、人身取引撲滅のためのNPOに勤務。2004年に帰国しポラリスプロジェクトジャパンを設立(2014年にNPO法人人身取引被害者サポートセンターライトハウスに改称)。4000件を超える相談に対応し、320人以上の支援を行っている。ライトハウス代表。

安田 浩一
1964年静岡県生まれ。週刊誌記者を経てフリージャーナリストに。主な著作に『ネットと愛国』(講談社+α文庫)、『沖縄の新聞は本当に「偏向」しているのか』(朝日新聞出版)など。

常盤 未央子
1972年長野県生まれ。愛知県立大学スペイン学科を卒業後、南米で6年間過ごす。2006年からNGOピースボートが企画する船旅の主催旅行会社に勤務。本書は初の翻訳書となる。

岩﨑 由美子
1978年東京都生まれ。米国オールド・ドミニオン大学外国語学部を卒業後、2005年からNGOピースボートスタッフに。現在はピースボートの船旅の主催旅行会社に勤務。本書は初の翻訳書となる。
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