ソフトバンク3軍-愛知工業大 オープン戦 観戦記(2024年3月17日)
3月17日に愛工大Gで行われたソフトバンク3軍-愛工大のオープン戦の観戦記です。
愛工大は中村投手が先発ということで、来ていた球団は上層部と思われるスカウトさんが多数来ていました。
試合は7回制で行われました。
ソフトバンク3軍
0002011|4 H8 E0
0000030|3 H8 E1
愛工大
ソフトバンク3軍
三浦(140)-森島
愛工大
中村(18)、小野(17)-二村
投手成績
ソフトバンク
三浦瑞樹 7回 76球 被安打8 四球0 三振6 失点3 MAX144km
愛工大
中村優斗 6回 83球 被安打7 四死球2 三振7 失点3 MAX154km
小野七斗(愛工大名電 4年) 1回 20球 被安打1 四球1 三振0 失点0 MAX142km
(出場選手)
ソフトバンク
6西尾(170) 9桑原(124) 5藤野(122) D山本(159)→R藤田(65) 8重松(166) 2森島(171) 3佐倉(129)→H佐久間(149)→3 7佐藤航(168) 4山下(159)
愛工大
8宮川(36) 3古屋(62) D相原(25) 6白井(3) 7井町(46)→H袴田(60)→R高崎(35)→7 2二村(10) 4渡邉(23) 5飯棲(66) 9井上(51)→9川間(8)→H小島(59)
(試合経過)
4回表、1死満塁からワイルドピッチで1点。1死2,3塁から6番森島の犠牲フライ。ソフトバンク3軍が2点を先制。
6回表、1死2塁から4番山本がタイムリー。3-0
6回裏、無死1,2塁から3番相原が2点タイムリー2ベース。1死3塁から代打袴田がタイムリー。3-3の同点。
7回表、ピッチャー交代、小野。1死1,3塁から2番桑原が犠牲フライ。ソフトバンクが勝ち越し。4-3
ソフトバンク3軍が競り勝ちました。
総評
侍JAPANで活躍した愛工大の中村投手が3軍とはいえプロ相手に先発。注目が集まりました。
スカウトも見たことがない方々が多く終結。各球団の上層部の人が来ていたように思います。
MAXは154km。奪三振は7。4回、6回にピンチを作って失点。上位打線は中村投手のスピードにしっかりと対応していました。フォークで三振を取る場面もあり、高いレベルとやる場合は配球が大事になりそう。やはり能力は高いと思いますよね。
愛工大打線は三浦投手からなかなかチャンスを作れませんでしたが、6回に集中打を見せて一旦は同点に追いつく。相原選手が目の覚めるような長打をみせてくれました。ようやく大砲の片鱗が見れた印象。
リーグ戦優勝のためには打線の奮起が不可欠。リーグ戦までに状態をあげてほしいですね。
ソフトバンクでは前日に活躍した重松選手がこの日も中村投手から2安打。しっかりと振り切って捉えるあたりは能力が高い。上にあがっていってほしい選手ですね。
ピックアップ選手
ソフトバンク 重松 凱人 外野手(戸畑-亜細亜大 2年目)
5番センターで出場。中村投手から2安打のマルチ。しっかりと強いスイングで捉えており、能力の高さを感じますね。上で見たい選手。
ソフトバンク 三浦 瑞樹 投手(盛岡大付-東北福祉大 3年目)
先発して7イニングを完投。MAXは144km。ストライク先行でどんどんと投げて抑えていきました。6回は早いカウントから打たれた。最小で抑えられるようにしたいですね。
ソフトバンク 桑原 秀侍 外野手(神村学園 4年目)
2番ライトで出場。2安打にエラーで出塁。7回には決勝の犠牲フライ。この日はラッキーボーイでした。元々は投手登録。二刀流なんですね。
愛知工業大 中村 優斗 投手(諫早農 4年)
先発して6回を7安打3失点。MAXは154km。球速は148kmを下回らず、平均で150kmくらい。ただプロは速さだけなら対応するというのも分かった試合に。能力の高い相手にどう組み立てるかを考えるきっかけにしてほしいですね。
愛知工業大 宮川 怜 外野手(星城 4年)
1番センターで出場し、2安打のマルチ。足の速さはさすがです。
愛知工業大 相原 大地 内野手(静岡商 4年)
昨秋のホームラン王。6回にようやくらしい当たりという感じでレフトオーバーのタイムリー2ベースを放ちました。