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愛産大三河-渥美農 観戦記(2024年春季全三河大会)

5月11日に豊田球場で行われた第1試合、愛産大三河-渥美農の観戦記です。
渥美農は現チームを見たことがなかったので、どんなチームか注目して観戦しました。

愛産大三河
010010102|5 H12 E2
000000000|0 H6 E2
渥美農

愛産大三河
竹村(11)-末吉

渥美農
加藤翔(1)、松井(3)-高橋、伊藤

投手成績

愛産大三河
竹村蓮翔 9回 120球 被安打6 四球1 三振5 失点0

渥美農
加藤翔 8回 113球 被安打11 四死球3 三振6 失点3

松井耀司 1回 21球 被安打1 四球1 三振0 失点2(自責点0)

(出場選手)

愛産大三河
8太田→8戸田(18) 4志賀→5中山(5) 3星野→R丸地(15)→4 5杉山(12)→3→3金澤(13) 9田中(19) 7植田(17) 2末吉 6平田 1竹村(11)

渥美農
9廣中 5伊藤暖 3松井→1 6中村駿→3 2高橋→2伊藤(12) 8大村 4河合正 7坪井祐(11)→7中村龍(14) 1加藤翔→H加藤薦(13)→6

(試合経過)

2回表、2死3塁から9番竹村がタイムリー。愛産大三河が先制。1-0
5回表、1死1,3塁から3番丸地の犠牲フライ。2-0
7回表、2死2塁から3番丸地がタイムリー3ベース。3-0
9回表、ピッチャー交代、松井。1死満塁から5番田中が2点タイムリー。5-0
愛産大三河が勝ちました。

総評

愛産大三河は3年生中心の布陣。初回には第1打席に立った後に交代などもあり、その選手の状況を見ながら多くの選手を起用する形でした。

毎回のようにランナーを出しながらなかなかビッグチャンスは作れない中、しぶとく点を取っていった形。上位に走れる選手が多く、小技も絡めての攻撃が目立ちました。

竹村投手はそんなにスピードはないものの、インステップのフォームから角度をつける投球で渥美農打線を散発に抑えました、四球が1つだったのも良かったですね。

渥美農はスタメンのうち7人が2年生。3年生はチームで3人しかいないとのこと。

それでも好選手も多く、1番の廣中選手(3年)、4番中村駿選手(2年)、加藤翔投手(2年)は目立つ選手でした。

牽制で3つ刺されたのがかなり痛かったです。こういう隙を減らせるようにしていきたいですね。

ピックアップ選手

愛産大三河 丸地 珀 内野手(3年)

初回の代走から3番セカンドで入りました。犠牲フライとタイムリー3ベースで2打点。スピードもあり好選手ですね。

愛産大三河 戸田 虎汰郎 外野手(3年)

1回の守備から1番センターで出場。3安打の猛打賞で盗塁も決める。1塁駆け抜けも速く上でやれる選手ですね。

愛産大三河 竹村 蓮翔 投手(3年)

先発して渥美農を完封。120km前半くらいのまっすぐですが、インステップのフォームと変化球で打者を翻弄します。ストライク先行で打たせて取る。

愛産大三河 田中 塁斗 外野手(3年)

5番ライトで出場。3安打の猛打賞。9回には2点タイムリーを放つ。

渥美農 加藤 翔 投手(2年)

先発してMAX133kmをマーク。力投型で力強い球を投げ込みます。少しインステップで角度のある球を投げるのが特徴。

渥美農 廣中 亮太 外野手(3年)

1番ライトで出場。1安打でしたが、打撃センスを感じる選手でした。

渥美農 松井 耀司 内野手・投手(2年)

3番1塁で出場。最後マウンドにも上がりました。1安打1四球にヒット性の当たりのエラーで3度出塁。しっかりと振れる選手。

渥美農 中村 駿 内野手(2年)

4番ショートで出場。最後は1塁へ。上背もあり、守備での柔らかさもありました。ヒットは出なかったものの雰囲気があり、将来が楽しみな野手。

両チームの監督談話
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