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京都産業大-東海学園大 観戦記(2025年関西六大学愛知大学野球連盟対抗戦)

3月17日にパロマ瑞穂球場で行われた京都産業大-東海学園大の観戦記です。
関西六大学愛知大学野球連盟対抗戦として行われた一戦。例年より開催時期が早くなったおかげで見ることが出来ました。

京産大
001201003│7 H11 E3
100120000│4 H9 E2
東学大

京産大
由上(21)、小野(15)、野々口(30)、福井(24)、二宮(28)-牛尾、岸田

東学大
吉川(26)、奥野(39)、石井(29)、大黒(16)、石川(19)、増田(11)-堀江、中村

投手成績

京産大
由上慶 3回 50球 被安打4 四球2 三振1 失点1

小野莞都(市和歌山 2年) 3回 48球 被安打4 四球1 三振1 失点3(自責点2)

野々口勇斗(京都先端 3年) 1回 17球 被安打1 死球1 三振3 失点0

福井圭悟(東山 2年) 1回 18球 被安打0 四球1 三振0 失点0

二宮和也(奈良大附 4年) 1回 7球 被安打0 四球0 三振1 失点0

東学大
吉川真之助(藤枝明誠 3年) 4回 79球 被安打7 四死球2 三振4 失点3(自責点2)

奥野彼方(菰野 1年) 1回 17球 被安打0 四球1 三振0 失点0

石井陽大(如水館 2年) 1回 24球 被安打2 四球1 三振0 失点1

大黒剛輝 1回1/3 16球 被安打0 四球0 三振2 失点0

石川大翔(至学館 4年) 2/3 11球 被安打0 四球0 三振1 失点0

増田怜央(桜丘 3年) 1回 19球 被安打2 四球1 三振0 失点3

(出場選手)

京産大
7西田(3)→R浅野(10)→8 9千葉(25) 8川渕(1)→7 D山本(34) 7岩崎(35)→4石井(4) 6木村(36)→4→5 3粟津(9)→3東條(17)→H坂東(8)→3 4和藤(2)→H竹田(40)→6松原(6) 2牛尾(22)→2岸田(12)

東学大
6中山(5) 4榊原(10) 8鈴木(13) 5安並(17)→5片岡(33) 2堀江(20)→2中村(27)→H辻(14) D大洞(22)→R佐野(23)→D 9宮地(15)→7→H岸本(9) 3毛利(3)→H瀬尾(7)→3 7横道(6)→9藤森(1)

(試合経過)

1回裏、1死2塁から3番鈴木がタイムリー2ベース。東学大が先制。1-0
3回表、2死1,3塁から1塁ランナーがスタートを切り、2塁送球がセンターへ抜ける間に3塁ランナーが生還。1-1
4回表、1死1,2塁から8番和藤が2点タイムリー2ベース。京産大が逆転。3-1
4回裏、ピッチャー交代、小野。1死2,3塁からタイムリーエラーで1点。3-2
5回表、ピッチャー交代、奥野。
5回裏、2死満塁から9番藤森の内野安打の間に2塁ランナーも生還。東学大が逆転。4-3
6回表、ピッチャー交代、石井。1死1,2塁から1番西田がタイムリー。4-4の同点。
7回表、ピッチャー交代、大黒。
7回裏、ピッチャー交代、野々口。
8回表、1死でピッチャー交代、石川。
8回裏、ピッチャー交代、福井。
9回表、ピッチャー交代、増田。1死2,3塁から4番山本が3ランホームラン。京産大が勝ち越し。7-4
9回裏、ピッチャー交代、二宮。
京産大が勝ちました。

総評

京産大は由上投手が先発。146km/hをマークするなどスピードがありました。ただ、東学大もそんなに苦にしていない感じで毎回2人ランナーを背負うやや苦しい投球。上背もあるので将来性はありそうですが、上でやるにはもう少し成長が必要とも感じます。

京産大はやや守備で緩慢に動きが多く、ミスも出ていました。それでも9回に4番の山本選手の一振りで試合を決めた形に。

東学大は先発の吉川投手が序盤は良かったのですが、4回につかまった。三振は取れていたので、2廻り目以降も抑えられるようにしたいところ。

ピッチャーでは1年の大黒投手の好投が光りました。

打線でも3番に入った鈴木選手が先日の社会人との試合に続いて2安打のマルチ。1年生でいきなり活躍出来ているのがすごいですね。

チャンスは多かったので、どうやって点を取るかは課題。リーグ戦までに状態を上げていってほしいですね。

ピックアップ選手

京産大 千葉 航大 外野手(綾羽 3年)

2番ライトで出場。3安打の猛打賞で足の速さも目立ちました。

京産大 由上 慶 投手(関西大倉 4年)

先発して3回を4安打1失点。MAXは146km/hをマーク。上背もあり将来性はありそうな投手。スピードの割には当てられる印象。三振を取れる球がほしいですね。

京産大 山本 敦広 外野手(福井商 2年)

4番DHで出場。9回に勝ち越し3ランホームランを放ち、4番の仕事を果たしました。

東海学園大 鈴木 徠空 外野手(常葉大菊川 1年)

3番センターで出場。2安打1四球と活躍し、第1打席では先制のタイムリー2ベースを放ちました。思い切りがよくスピードもある。楽しみな1年生です。

東海学園大 毛利 和暖 内野手(九国大付 3年)

8番ファーストで出場。2安打のマルチで1四球を含めてチャンスメイクをしました

東海学園大 大黒 剛輝 投手(愛知黎明 1年)

7回からマウンドへ当たり、1回1/3をパーフェクト。奪三振も2つでした。テンポよく投げて、球速以上に押し込めていました。

東海学園大 鈴木徠空 選手談話

(残り 720文字/全文: 2760文字)

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