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桜台-名経大高蔵 観戦記(2025年春季名古屋地区2次トーナメント)

3月27日に中部大春日丘グランドで行われた名古屋地区の2次トーナメント、桜台-名経大高蔵の観戦記です。
両チームとも一度見たチーム。私学の名経大高蔵が有利かなとは思いましたが、どんな試合になるか注目して観戦しました。

桜台
0000000│0 H2 E2
0040102│7 H6 E0
名経大高蔵
(7回コールド)

桜台
荻田(1)-小田原

名経大高蔵
磯村(1)、高橋(11)-鏡味

投手成績

桜台
荻田大成 6回1/3 105球 被安打6 四死球5 三振4 失点7(自責点4)

名経大高蔵
磯村蓮斗 6回 50球 被安打1 四球0 三振1 失点0

高橋蓮斗(2年) 1回 7球 被安打1 四球0 三振0 失点0

(出場選手)

桜台
8近藤 6横井 4太田(12) 1荻田 3中辻 7澤村 2小田原 5竹本 9宮本

名経大高蔵
8山本 9金子 6杉野 2鏡味→H二反田(7) 4河上 3竹内→R阿部(16)→3相木(13) 5名倉 7水野(17) 1磯村→H青山(19)→1高橋(11)

(試合経過)

3回裏、無死満塁から3番杉野に押し出し死球。さらにパスボールで1点。1死2,3塁から5番河上のところでエンドランを仕掛けて投ゴロの間に1点。さらにタイムリーエラーで1点。名経大高蔵が4点を先制。4-0
5回裏、1死2,3塁から5番河上の犠牲フライ。5-0
7回裏、無死2塁から2番金子がタイムリー2ベース。1死3塁から代打二反田がタイムリー。コールド成立して、名経大高蔵が7-0で勝ちました。

総評

桜台は体調不良者がまだ戻っていないというか、先日より増えていて、キャッチャー、ファースト、セカンド、サードが本来の選手と違ったとのこと。その中でエースの荻田投手が奮闘しましたが、ちょうどいないポジションのところでミスも出て、それが失点につながったのは不運でした。

打線も先頭の近藤選手がヒットを放つも、けん制でアウトになると、そこから6回まで3人ずつで抑えられます。ピッチャーが変わった7回表にヒットが出るもゲッツー。結局チャンスも作れませんでした。

ただ経験は積めたと思うので、夏に向けて生かしていってほしいですね。

名経大高蔵は固い守備で主導権を渡さず。磯村投手も打たせて取る投球が見事でした。安心して見ていられたと監督もおっしゃる好投。球数も少なく次に向けても大きな好投ですね。

打つ方はミスに付け込んだ形でしたが、四死球を選んで、3塁ランナーからのエンドランなどしぶとい点の取り方も見せました。いい状態で県大会をかけた天白戦に臨めそうです。

ピックアップ選手

桜台 荻田 大成 投手(3年)

4番エースの大黒柱。1次からずっと投げているので疲れはあったと思いますが、それでもランナーを出しながらも粘っていました。

桜台 近藤 宏志郎 外野手(2年)

1番センターで出場。いきなり先頭バッターでヒットを放ちました。結果的にはチーム唯一のクリーンヒットに。

名経大高蔵 磯村 蓮斗 投手(3年)

先発して6回を1安打無失点。徹底的にゴロを打たせて、6回までで50球と球数も少なかった。相手の早打ちもありましたが、手玉にとった印象ですね。

名経大高蔵 河上 隼人 内野手(2年)

5番セカンドで出場。ヒットはなかったものの、3回には1死2,3塁からエンドランでうまく転がして1点。5回には犠牲フライ。タイムリー以外で打点を挙げるところはさすがでした。

名経大高蔵 杉野 遥斗 内野手(2年)

3番ショートで出場。出塁は死球で2つ。守備がうまく取ってからが速い。好選手ですね。

名経大高蔵 山本 凌雅 外野手(3年)

1番センターで出場。2ベースと1四球で出塁しチャンスメイク。盗塁も1つ決めていました。

名経大高蔵 麻王健太郎 監督談話

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