2024年10月22日 18時53分
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地元八戸での開幕戦で、東北NHK杯で初優勝を遂げた八戸学院光星(青森)が
まず日清東北ブロックリーグ2連勝を飾った。
一関工(岩手)、秋田南(秋田)を退けて優位に立った。
しかし、翌週福島商(福島)は、ホームコートゲームでダブルヘッダーで
仙台大附明成(宮城)と羽黒(山形)に連続白星発進、八戸学院光星に並んだ。
リーグ戦とはいえ、3週間で決着がつくこの大会。最終節となった福島・あづま運動公園体育館において流れが変わり、
リーグ優勝の行方が混沌状態となる。
事実上の決勝と思われた八戸学院光星と福島商の一戦は、出だしから八戸学院光星が
主導権を握り、大勝するかと思われた。が、徐々にオールコートのディフェンスと
スリーポイントシュートで福島商が食らいつく。
終盤追い上げを見せたが、逆転には至らず90-80で優勝に向け前進した。
しかし、この大会羽黒、福島商と2たてをくらっていた明成が、この最終週節で首位を走る
八学光星に一矢報いた。
この試合、八学光星はエース13越田伊吹のショットが決まらす、前半は0点に終わる。
ディフェンスリバウンドに専心する明成。バスケットのキャリアは浅いながらも日中韓
ジュニア交流競技会に選出された1年14今野瑛心が持ち前の脚力を生かしたプレイに加え、
インサイドでもドライブと新たな魅力を見せる。
さらに明成はシューター10瀧豊多の7本のスリーが要所でさく裂、無敗の八学光星に土をつけた。
この敗戦に八学光星は思っていた以上にダメージを受けていた。
このため、最終試合で羽黒対八学光星の一戦で、羽黒が勝てば逆転優勝の芽も出てきた。
羽黒の主力2ガードのうち88加藤誠大が捻挫をしており、26八木叶との阿吽の呼吸が今一つ。
それでも4Q終盤まで粘った羽黒だったが、最後は八学光星が留学生サムがゴール下で息を吹き返し、
逃げ切った。
また、優勝争い以外でも、今大会唯一のBリーグ秋田ノーザンハピネッツU18が最終試合で、
明成を相手にこれまでで一番いい試合を見せるなど気を吐いた。
また、最終日前日には、全チームのスタッフがプライベートで集まって食事会をしたのが初めての試みだったそうだ。
日清食品東北ブロックリーグ
最終順位
1位 八戸学院光星(青森県)
2位 県立福島商(福島県)
3位 羽黒(山形県)
4位 仙台大附明成(宮城県)
5位 秋田ノーザンハピネッツU18(B.LEAGUE U18)
6位 県立一関工(岩手県)
7位 県立秋田南(秋田県)
8月31日@八戸学院大
秋田U18 87-74 秋田南
一関工 80-94 八戸学院光星
八戸学院光星 92-73 秋田U18
秋田南 69-100 一関工
9月1日@八戸学院大
秋田U18 67-65 一関工
秋田南 52-97 八戸学院光星
9月7日@福島商
福島商 72-66 仙台大明成
羽黒 63-81 福島商
9月8日@福島商
仙台大明成 66-95 羽黒
9月21日@あづま総合体育館
福島商 89-57 秋田U18
仙台大明成 115-61 秋田南
羽黒 84-58 一関工
福島商 80-90 八戸学院光星
仙台大明成 57-54 秋田U18
羽黒 106-57 秋田南
9月22日@あづま総合体育館
福島商 97-35 一関工
仙台大明成 79-75 八戸学院光星
羽黒 81-50 秋田U18
福島商 86-42 秋田南
仙台大明成 95-55 一関工
羽黒 71-76 八戸学院光星