BUBU’S EYE

「YOU TUBEで見るエースと言わる選手の映像を自分だったらこの人とどうプレイするか、と考えながら見ます」齋藤 涼太(福島商5・3年)

胎内カップ編
齋藤 涼太(福島商5・3年・177㎝・若松三)

BB 水野先生いわく「リバウンドを献身的に飛び込み、地味なことをこつこつとやる男だけど、齊藤はチーム一のひょうきん者です」と聞きました(笑)
そういうキャラなんですか?

ーーーー ひょうきんさは高校に入ってからですかね。けっこうみんなにいじられます。年下にも(笑) 

BB で、胎内カップですけど、みんなは1、2、3年と来てますよね。今の3年は1年から出ていたような。今となってはここでの経験値がものをいってるんじゃないかと思います。
 
ーーーー そうですね。こういういい環境で1年のころから先生にも使ってもらってたくさんいい経験を積めました。こういう強豪との対戦にも慣れというか、ものおじせずにプレイできるようになってきました。

BB 最初の年は見るからにびびっていたよね。
 
ーーーー 場違いみたいな感じで(笑)

BB それでいいのか? とみんなに先生が言われたらしい。3年連続で試合をしてみて、自分自身はどう受け止めていましたか。

ーーーー 段々福島商のレベルも上がってきて、自信もついてきました。年々戦えるようになってきて、食らいついて最後までいい試合ができるようになってきました。成長できたという収穫を実感しています。

BB 昨日の東山戦、八王子戦と最後の最後までわからない試合でした。
身長いくつでしたっけ。

ーーーー 181.3㎝。 

BB インターハイの登録より大きくなっている。でもリパウンダーですよね。自分の役目はなんですか。

ーーーー まぁ(笑) 役目は泥臭い部分、目立たない部分でチームを引っ張って、下級生とか、エースの柳内が攻めやすいように仕組む。スタッツに残らない部分で活躍したいなと思っています。

一番先頭を走るとか、ディフェンスを頑張るとかそっちで頑張る。

バックドア

BB あのインターハイ福島県予選決勝の東稜戦で確実に形として残せたということが、チームとしてジャンプアップしたんじゃないかな。

ーーーー ずっと宿敵だった東稜にそれが成功して、さらに自信となってもっと磨きをかけたい。次のステージのためにも。

BB 勝ったことはなかったの。
ーーーー 地区大会ではありまししたが、県では負けています。

BB スリーがぼかすか入って勝ったのは地区大会か。
ーーーー それは自分たちが2年の新人戦の地区大会です。

BB 1年の時インターハイ予選はコロナで辞退したんでは。2年の時は県大会も出られなかったって。

ーーーー 出たんですけど、日大東北に1回戦負けでした。

BB それを考えると、すごい成長。そもそも、福島商に来たきっかけは。

ーーーー クラブチームはジェファーズというチームでした。習は泉崎という山の奥にあります。夜の練習にわざわざ先生が来てくれて、3年生に話しかけてくれました。

BB あっ、知り合いが行ったことがあるといってた。遠かったって(笑)

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