チーム再建に駅長が札大監督に任命された理由。小原駅長は柏木、宮永とともに元東海大四トリオ。滑川 凌空(札幌大1年)

PHOTO BUBU
札幌大・小原和峰監督は、東海大四高時代は、柏木真介(シーホース三河)、宮永雄太(佐賀バルナ―ズヘッドコーチ兼GM)とともにチームの中核となり、1999年には一関インターハイで初の準優勝を遂げている。
2人が中大、大東文化大と関東の大学に進学した一方で、小原は地元の札大に進学、4年時にはキャプテンを務めた。「いまだに柏木はBリーグの現役プレイヤー、バケモンですよね(笑)」
43歳、3人3様のハスケット人生。小原は札大卒業後は、札幌市役所のチームでプレイもしたが、バスケットとは関係のない札幌市営地下鉄に務め、現在は真駒内駅長として従事している。
月日は流れ、5年前に母校のOB会から小原駅長に「監督をしてほしい」と再建を託された。長年にわたり北の大地で王者として君臨していた札大もその前年には、実は下の部との入替戦となり、OB会は危機感からチーム浮上できるコーチを探していたのだ。
しかし、駅長とはいえ融通がきくわけでもない。必ずしも土日が休みではない。試合に行けないときもあるという。
「たいしたことはやってませんよ。ディフェンスばっかりですわ。ディフェンスができないので。ディフェンスができないとオフェンスもできない。難しいです。全国のトップレベルでやってきた子ばかり集まっているわけではないから」(小原監督)
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