【検証2023 楽天編①「予兆」】開幕ダッシュに失敗。誤算だった3人の野手。
今年のイーグルスは順位こそ昨年と同じ4位だったが、首位とのゲーム差は前年6.5から17.0に拡大した。10年連続V逸の余波は大きく、最終戦から2日後には石井一久監督が退任。2018年9月のGM就任から始まった石井体制も終焉を迎えている。なぜ楽天は20代前半選手が躍動したオリックスに決定的な大差を許したのか。今年の戦いを、SNS総フォロワー数5800人の鷲ファンで、河北新報Web版の連載コラムも好評のしばかわが、全4回の短期集中連載で振り返ってみたい。
●開幕前
じつはこうなることの予兆は、開幕前すでに現われていた。
2年連続でタイトルを獲得し、昨年も141試合で4番を張った島内宏明の異変。僕が最初に気づいたのは3/9のことだった。
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