限界突パ

最下位の西武。1軍未経験のルーキーたちが練習参加。木村文紀氏が語るその意図とは。

煌びやかなユニフォーム姿を見て、期待をしたくなったのは今の1軍チーム事情と関係なくはないだろう。
6月15日の対ベイスターズ戦を前に、西武のドラフト3位の杉山遥希ら5選手がベルーナドームの1軍練習に参加した。
なかでも背番号「47」のサウスポーには目を奪われてしまった。

「1軍選手のトレーニングだったり練習の姿勢を見て勉強になりました。今回の機会を得て、また1日のスケジュールとかを考えていきたいと思います」

杉山らが1軍練習に参加したのは西武の人財開発部が行うプロジェクトの一貫だ。
ファームの育成改革を掲げる西武は技術部門だけではなく人間育成にも着手。昨年から「人財開発部」を創設してさまざまな角度からの成長を促している。
それは目標設定であったり、1日のスケジュールであったりだ。

昨季限りで現役を引退し、人財開発部に配属となった木村文紀氏は今回のプロジェクトの趣旨を説明する。

(残り 1083文字/全文: 1469文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ