限界突パ

西武に加入した松原聖弥が入団会見。「少しの挫折じゃ挫けないところを見てほしい」。記者会見全文。

    練習前、選手を集めて松原、牧野が紹介された

渡辺久信GM お集まりいただきありがとうございます。読売巨人軍からトレードで獲得しました。松原選手皆さんご紹介いたします。背番号はちなみに35です。よろしくお願いいたします。

代表質問から願いします。

ーー今まで多くの移籍してくる選手を見てきた中で、いざ実は自分がその立場になって今の心境を気持ちからでしょうか?

松原 まず率直に戸惑いの部分はもちろんあったんですけど、それと同時に、新天地でもう一度やってやろうっていう気持ちは一番強いです。

ーートレードを伝えられたのっていつ頃でしょうか?

松原 一昨日の夜、電話をいただいて、そのときには、まだ西武ライオンズっていうことは伝えられず(球団は)昨日知った感じです。

ーートレードが決まった瞬間っていうのはどのようなお気持ちでしょうか?

松原 そうですね。7年半ジャイアンツで長いようで本当に短い。活躍できたのは本当に2年間だったんで、23年はくすぶっていたんで、またチャンスがきたと思って喜びと寂しさと言う感じでした。

ーージャイアンツの監督や選手から声をかけられましたか

松原 選手は基本的に会うタイミングがなくて、しっかり挨拶はできていないんですけど、お世話になった方には自分から電話をして報告させていただきました。「チャンスだからレギュラーを取るつもりで」という言葉を多くいただきました。

ーーそれは阿部監督ですか?

松原 阿部さんには一番最初に電話をして、チャンスだからという言葉をいただきました

ーーお世話になった、でいうと亀井コーチがいらっしゃいます。何か連絡はされましたか。

松原 そうですね。亀井コーチも僕から電話をさせていただいて「悔しい気持ちもあると思うけど、これからも変わらずに応援しているから」っていう言葉をいただきました。

ーー西武の指揮を執る渡辺監督代行からはどのように声をかけられましたか。

松原 そうですね。今、チーム状況でチャンスがあるという言葉をいただいたので、1日でも早く慣れて、レギュラーを目指して頑張りたいと思います。

ーー西武ライオンズというチームの印象自体はどのようなものをお持ちでしょうか。

松原 ジャイアンツにいた時に、炭谷銀仁朗さんが少し一緒にやっていたんで、すごいお世話をしていただいて、ライオンズの話を聞いた時に、ジャイアンツとちょっと違ったまたいい雰囲気ということは聞いていたんですごく楽しみです。

ーーなかなか違うリーグでライオンズと選手と話すこともあまりなかったと思うんですけども、移籍してみてライオンズの人と話してみたいとか、こういうことをしてみたいっていうのは何かあれば教えてください。

松原 最初に銀さんに早く会いたいと気持ちがすごくあります。

ーーライオンズの野手陣は非常に若い選手たちが多いと思うんですけど、その中で松原選手29歳というの中でどのようにチームに貢献していきたいと思っていますか。

松原 年齢的にもそうですし、今まではジャイアンツは年上の人が引っ張っていくという環境の中で野球をやっていたんですけど、チームの中心になれるように年齢的にも上の方だと思うので、引っ張っていけるような存在になりたいです。

ーープレーの面では、自分のどういったところをアピールしていきたい。どういうところを見てほしいと思っていますか。

松原 そうですね。楽しんで、走攻守、全部アピールポイントだと思ってるんで、どんな場面でも全力でアピールしたいです。

ーーリーグ途中の移籍になりましたが、今シーズンの目標、具体的な数字などをお持ちであれば教えていただけますか。

松原 そうですね、数字っていうのは具体的にはリーグも変わりますし、多分ゼロからのスタートになると思う。まず、レギュラーに近い存在になれるようにっていうのを最初の目標で頑張っていきたいです。

代表質問以上です

ーーセ・リーグからパ・リーグと変わったわけですけれども、どうでしょうか、松原選手が持っているパ・リーグの野球の印象。あとそのパ・リーグの野球の中で自分の持っているこんな持ち味がパ・リーグの野球では生きるんじゃないかと考えてるところがあれば教えていただけるでしょうか?

松原 まず、最初の印象はピッチャー、バッターともに力強い。力強いバッター、力強いピッチャーというのがセリーグと比べて多いなと言う印象がある。僕自身はまっすぐを強く打ち返していきたいなっていうのはすごいあるので、その強いピッチャーの真っ直ぐに打ち負けないようにアピールしていきたいです。

ーーペン記者の質問をお受けいたします。

 

ーーフリーランスの氏原といいます。よろしくお願いします。

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