京滋ベースボールパーク(KBP)

「高校生らしい、お手本のようなチーム」夏の甲子園優勝校・京都国際の小牧憲継監督が語ったチームの強みとは?

今夏の甲子園で初優勝を果たした京都国際。チームを全国制覇に導いたのが2008年から指揮を執る41歳の小牧憲継監督だ。「上で活躍できる選手を育てたい」と個の能力向上に力を注ぎ、6年連続でプロ野球選手を輩出。その一方で2021年春の初出場からの4年で5度の甲子園出場と勝ちと育成を見事に両立させている。

あの夏の熱狂から約3ヶ月。小牧監督に取材を依頼したところ、ありがたいことに多忙な合間を縫って、対応してくれた。今回は小牧監督のインタビューを3回に分けてお伝えする。第1弾では優勝した今夏の甲子園やこの1年のチームの成長ぶりを振り返ってもらった。

負けず嫌いで団結力のあるチーム

――夏の甲子園で優勝してから3ヶ月が経ちましたが、流石に落ち着きましたか?

「色んな来客があって、むしろ今の方が忙しいですね」

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