「責任逃れの監督では勝てない」。2年目の指揮官に導かれキャリアハイに挑む━━大分南(前編)
「人から応援されるチームを目指して頑張ります」
主将 和哥山 廉翔 (3年) 内野手
今年の大分南は3年生中心のチームで、最近は出塁率の高い1番の有田塁、長打もある2番の野尻悠貴がチャンスメイクして、中軸で還すという攻撃が形になってきました。
正直、近年は上位のチームに勝てていなかったので引け目を感じる部分もありましたが、昨年の秋には今夏第3シードの津久見に勝つことができました。打つべき時にしっかり打てば、力のある学校にも勝てるんだと自信になりました。
監督の安部先生は自分たち選手と同じ目線に立って話をしてくれます。朝練にも付き合ってくれるし、どんなに暑くても、寒くても、雨が降っても自分たちと一緒のグラウンドに立ち続けてくれる人です。自分たち選手が目指したい野球と、安部先生が求める野球が近かったので、すんなり入っていくことができました。
夏は全力で戦い、結果どうこうの前に“姿勢”を見せていきたいと思います。見ている人たちの心を動かし、人から応援されるチームになることができれば結果も付いてくると思っています。
(後編に続く)
ピンチはチャンス! 「走姿顕心」で掴む夏の勝利━━大分南(後編)