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常田耕平 会見コメント(前編)

 

常田耕平 コメント(前編)

2024-25 SEASON ティップオフ記者会見

2024年7月12日 滋賀ダイハツアリーナ

 

記者会見時に行われた常田耕平選手の囲み取材コメントを2回に分けてお届けします。

 

自分の活躍が、青森まで届くように頑張りたい

Q:滋賀レイクスへの移籍加入を決めたのはどの段階ですか?

 プレーオフが終わった後ですね。青森ワッツと1回戦を戦っている時は(移籍は)何も考えていませんでしたし、終わって声をかけていただいて、滋賀レイクスが準決勝で山形ワンヴァンズと戦っている時くらいだったかな、B1昇格が決まる前には返事をしていたと思います。もちろん悩みはしましたけど、ただ、自分のこれからのキャリアとか、いろんなものを聞いた時に、それこそあの時はB2からB1に上がるタイミングだったので、チームとしてもステップアップしなきゃいけないですし、自分としても、もちろん青森は自分としてもすごく思い入れがあるチームですので、そこでプレーしたいっていう気持ちもありました。けど、自分の人生とか、いろんなステップアップを図ろうと思った時に、慣れ親しんだやりやすい環境で伸びるかもしれませんけど、あえて厳しい環境に身を置くのは大切だと思いますし、そのタイミングはなんていうか、 B2から個人昇格みたいな言われ方もすると思うんですけど、そのタイミングと滋賀さんの昇格するタイミングが一緒だったので、自分の中ではいい成長に繋がるかなと思ったのが本当に大きな決め手でありました。(リリースの)コメントにも出させてもらったように、ブログでね、この体育館でプレーして、すごく熱狂的なブースターさんであるし、このアリーナの雰囲気っていうのは本当に決め手の1つになりました。諸々の理由も含めて、もちろん悩みはしましたけど、決断はどっちかっていうときっかりと決めることができました。

Q:プレーオフで滋賀レイクスと対戦した時はずっとニコニコしていました。

 どうなんですかね。もちろんシーズンを通して常に楽しいというか、バスケットボールが楽しいと思えるような時間っていうのは限られていると思いますけど、プレーオフのああいうね、1発、負けたら終わりっていう試合になった時に自分の中ではすごく楽しいっていう感情が芽生えました。もちろん(マッチアップした)キーファー・ラベナ選手(横浜ビー・コルセアーズへ移籍)がどれほどの選手かってのもわかっているので、そういう選手と対峙できたのはすごく楽しいですし、あと、やっぱりあのアリーナの雰囲気が楽しいなと。相手チームでしたけど、やりにくいという感覚は全く持たなかったですし、青森のブースターさんもたくさん駆けつけてくださって、本当に良い雰囲気を作ってくださったと思います。そういう色々なことが相まって楽しかったのでニコニコしていたのかもしれません。

Q:B1で対戦するのが楽しみな選手は?

 (母校)明治大学出身の選手とかとやってみたいですね。例えば、齋藤拓実選手(名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)であったりとか、渡辺翔太選手(仙台89ERS)であったりとか、何かしら関係性がある選手とやりたいなと思います。もちろん、自分の同期や同級生でもずっとB1でプレーしている選手も多いので、そういう選手たちとやるのは楽しみです。

Q:改めて。滋賀レイクスとのB2プレーオフで青森ワッツはどういうモチベーションで戦っていたのかを教えてください。

 そうですね、ライセンスの問題等もあって昇格がない中でのプレーだったので、いろんな気持ちの持ち方を持っていたプレイヤーがいたとは思います。けど、第一に昨季だと青森の経営がすごく困難な状況に陥った中で、いろんなスポンサーさんや、もちろんブースターさんもそうですけど、やっぱり心配をかけてしまった部分もありました。

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