光明あり。琉球相手に一時逆転。
B.LEAGUE 2024-25
滋賀レイクス 83-91 琉球ゴールデンキングス
12.18[Wed]@滋賀ダイハツアリーナ
入場者4,103人
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1勝21敗。滋賀レイクスは厳しい現実と向き合っている。ミッドウィーク開催の今節はその貴重な1勝を挙げた琉球ゴールデンキングスとの対戦だった。第1Qから流れを作りたいレイクスはマーキース・カミングス、游艾喆、ブロック・モータム、常田耕平、市岡ショーンの5人でスタートする。常田の3Pシュートで始まったこのゲームだったが、琉球の厳しいディフェンスもあってなかなか流れを作れない。逆に琉球はヴィック・ローのバスケットカウントや、ケヴェ・アルマの技ありショットなどで加点し、じわじわと突き放しにかかる。レイクスは岡田泰希が3Pシュートを2本沈めたものの、このQは琉球に18-30のビッグクォーターを作られてしまった。第2Qも流れを変えることができず、前半を41-54というスコアで終えてしまった。
だが、第3Qはカミングスの連続3Pシュートや常田の3Pショートなどで良い流れを呼び込んだ…
そして第4Qでは田原隆徳の3Pシュートなどで勢いが加速。そして残り2分42秒にはモータムのジャンプショットでついに逆転に成功した。
レイクスの前田健滋朗HCは「京都戦、そして長崎戦と4Q残り2分あたり、このあたりでリードしているという状況は、これまでの競って負けたゲームとは違った2試合だったと思っています。そのリードをより広げる、そして最後に勝ち切るというところまで、またさらに成長したいなと思っています」と手応えを口にした。
また、第4Qに流れを呼び込むきっかけを作った田原は「3Q・4Qにしっかり戦えて逆転できたことは過去10試合を振り返ってもないと思うので、そこに関しては成長だと感じています。前節は長崎に最後の最後で負けてしまったのですが、今日は逆転してさらに接戦までいって負けてしまった。それは意味ある負けというか、自分たちがやり続けていることが少しずつ実を結びそうな予感みたいなものを感じています」と話した。
最終的に敗れて17連敗という結果になったものの、一筋の光明が見えた試合だったと言える。
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