松沢呉一のビバノン・ライフ

BOT疑惑アカウントの凍結と逃亡準備のスウィートベイビー—UBI幹部を次々斬首していく「弥助ゲーム」を待望する-(松沢呉一)

UBIソフトに対する集団訴訟とBOT疑惑—トーマス・ロックリーと岡美穂子の件も」の続きです。

 

 

ギユモ家がテンセントから株を買い戻すとの話とBOTの凍結

 

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UBI創設者でありイヴ・ギユモ(ギルモ)は経営から身を引いて、現在は親族とともに株の管理会社をやっており、このギユモ家が、一転してテンセントから株を買い戻すという話が出てますが、株価操作のための情報戦が繰り広げられているでしょうから、あんまり右往左往しない方が良さそうです。

そもそもUBIソフトがこのままでは立ち行かないために買収話が持ち上がったわけで、「買い戻してどうする」ってことですし、んなこと言ったら、「未来のないUBIソフトをテンセントが買収してどうする」ってことでもあって、どっちにしてもよくわからず。

株を所有しているわけでなく、買う気もない見物人としては、右往左往している人たちもまた出し物のひとつですけどね。

笑える出し物として、前回取り上げたUBIソフト擁護のBOT疑惑群がありますが、その後、動きがあって、私が取り上げた「池田時子」のXアカウントは現在「このアカウントは一時的に制限されています」になっております。BANすべきかどうか検討するための凍結でしょう。

「池田時子」のアカウントは7月に登録されており、この頃までには「アサシン クリード シャドウズ」の批判が日本以外にも拡散していたので、AI生成した半乳を晒した日本人のふりをして、「日本人は受け入れている」との定番デマをぶつけようとしたと推測できます。このデマはハシモト・カズマから「ニューヨーク・タイムス」まで継承されていて、頭の悪いUBIソフトのスタッフが精一杯考えた対策だったのでありましょうか。

そんな暇と金があるなら、批判に向き合って、ひとつひとつ解決していくべきでしょうに。

もっと上手くやればいいってもんではなく、こういう操作をやる企業や団体は信用できんですが、この場合は、日本人を偽装している点がとくにいやらしい。中国人や韓国人が国外で悪さをした時やメリットを得ようとする時に日本人のふりをし、それでいて、蔑視や憎悪を向けてくるのですから、何ちゅう卑しい奴らか(韓国で言えば大統領候補にもなった李在明)。このBOTもそれと同じ。

これがUBIソフトによるものかどうかなおわからないですが、もしそうだとしたら、UBIソフトがすぐさま解体されることを強く希望します。

 

 

「弥助ゲーム」を待望する

 

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かえすがえすも弥助はすげえな。

日本の歴史、鳥居や季節を破壊し、日本人の首を刎ねまくった末に、フランスの誇りであるUBIソフトまで葬り去りそうです。「アサシン クリード シャドウズ」のみがもたらした結果ではなく、いずれはやってくる破滅的帰結を早めただけでしょうが、その象徴的な存在になっていて、各国の「テンセントがUBI買収話を進めている」「大量解雇か」といった報道では、合わせて「アサシン クリード シャドウズ」についても大きく取り上げ、そのヴィジュアルを出していることがあります。

わずかな期間で身につけた武術を駆使して、従業員1万9千人を要するフランス屈指のゲーム会社をぶった斬る黒人侍はついにフランスの歴史にも名を残しそうです。名札をつけたUBIソフトの幹部を日本刀で次々と斬首して、血飛沫で画面を真っ赤の染めていくゲームを作れば売れるんじゃね?

残った社員はテンセントに連れ去られ、ウイグルで奴隷にされて労働を強いられ、あまりに仕事ができないので、臓器を抜かれるゲームもいいんじゃないですかね。

 

 

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