松沢呉一のビバノン・ライフ

佐藤愛里の子どもはいつ最上あいのことを知るんだろう—3月19日の「月刊 生き違い新聞」-(松沢呉一)-(無料記事)

殺されたライバー、最上あいこと佐藤愛里の子どもがかわいそう

 

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高田馬場路上殺人事件は、その後も情報が積み重ねられ。最上あいこと佐藤愛里の輪郭がくっきりとしてきています。「加害者にも被害者にも同情しない。殺害現場の脇の蕎麦屋に同情する」と書いたのは訂正。というか加筆。佐藤愛里の子どもがかわいそう。

今はまだよくわからなくても、いつか、「母ちゃんは、ワイを施設に入れたまま、東京さ行って、男とタワマンで豪勢な暮らしをした果てに、借金を踏み倒した男に30ヶ所以上刺されて死んだ」と知る日が来ます。彼あるいは彼女がその時何歳で、どんな暮らしをしているのかにもよりましょうが、ショックだべな。

最上あいという名前を知り、ネットで検索をして、「金を貸した方が悪い。貸した金は返ってこないと思える金額を超えて貸して、最上あいを殺したのは逆恨みみたいなもん」なんて、最上あいを擁護する言葉に救いを求めた結果、その価値観を内面化し、金を借りまくっては踏み倒し続けた末に首が回らなくなって、「こうなったのはワイの母ちゃんを殺した男のせいだ」と、刑期を終えて出所した高野健一を刺し殺しましたとさ。

なんてことになったらまずいべさ。「母ちゃんがあんなことになったのは婚約者のせいだ」として婚約者を刺し殺すのもまずい。

私も高野健一容疑者はバカだと思いますよ。そんな小娘にガチ恋するのはどうかしています。それでも実在する存在であり、生身の彼女に会ってますから、会ったこともない虚構の存在に大金を振り込むロマンス詐欺の被害者よりまだしもマシではありますが、どっちもバカには変わりない。

バカだからと言って騙していいはずがなく、むしろバカであるが故に騙すのは悪質であり、佐藤愛里が悪人であることが打ち消されるはずがない。佐藤愛里の母親もまた問題のある人物のようで、佐藤愛里の悪質さは母譲りかもしれず、その子どもまで巻き込むべきではないですから、誰かがしっかり子どもに伝えた方がいいと思います。

なんだったら、私がやっちゃろか。

「お前の母ちゃんは悪人。でも、母ちゃんにもいいところはあって、お前と母ちゃんは血がつながっていても別人だから、いいところだけ引き継げばいい」とかなんとか。

✴︎ふわっちでの最上あいのアイコン。ここでは二重です。メイクでそう見せているのかもしれないけれど。

 

 

山形時代の佐藤愛里

 

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佐藤愛里は山形出身だから最上あいとつけたんですね。

山形時代の佐藤愛里については、以下の記事がもっとも詳しいかと思います。

 

2025年3月15日付「集英社オンライン

 

これによると、山形ではキャバクラ勤務だったようです。

キャバクラやガールズバー、コンカフェでのイベント的な営業は東京に出てきてからかもしれない、どの程度やっていたのかもわからないですが、フリーのキャバ嬢の話は知らない人も多いでしょうから、最上あいがどうあれ、次回の「月刊 生き違い新聞」ではこの話をしようと思います。

 

 

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