第4回~絶対に怒ってはいけない学童野球大会~聖徳学園杯学童野球大会にお邪魔してきました。
今年で4回目となる岐阜聖徳学園が主催で行われる学童大会。
毎年誘っていただいていますが、今年も取材としてお邪魔することが出来ました。
今年も7日、8日の2日間。全8チームが参加。
2会場(聖徳学園の大学グランドと高校グランド)に分かれて試合が行われました。
今年はBASEBALL ONEの協力のもと、配信も行われています。
配信はこちら。
試合の他、開会式も配信されています。
副題にあるように~絶対に怒ってはいけない~がコンセプト。
・どんどん褒めてください。
・相手チームの良いプレーにも賞賛の拍手や声援を送りましょう。
・相手チームの選手、審判員へのヤジは禁止。
・監督コーチは椅子に座り足を組み指示を出すことを禁止。
以上のことが規約として定められています。
こういうコンセプトの大会はどんどん増えてほしいですね。
朝方は雨が降ったそうですが、開会式の頃には晴れ間も。
開会式では岐阜聖徳学園大のウインドアンサンブルが「栄冠は君に輝く」、「今ありて」の演奏に合わせて、行進を行いました。
開会式にて元気に行進。
南部パワーフレンズの主将による選手宣誓。
試合も滞りなく行われました。
開幕戦を観戦したので改めて観戦記をUPいたします。
岐阜聖徳学園大の近藤真市監督に今大会について話を伺いました。
(こういうコンセプトの大会について)「めちゃくちゃいいと思いますよ。今の時代云々ありますけど、基本的には褒めて伸ばしてあげないといけないと思います。叱るとか怒るとか、必要な時はあるとは思うけど、それありきでは駄目。欠点を指摘してもそう簡単に治るものじゃない。やっぱり長所を褒めて伸ばしてあげないと。この大会は前監督の小山貴本さんが発起人となって作っていますが、いい大会を作ったなと思います。
楽しく野球をやると、気持ちいいですし、野球楽しいねとなる。そういうことで続けようとなってくる。小学校の時に(指導者側の)自分が出来たかといったら出来ないですよ。だとしたら怒れないですよね。取れなくて当たり前。怒るんじゃなくて、練習しようね。それを感じてくれたらいいと思う。
今は大谷効果もあるから野球をやる子は増えている。そういう子供たちに野球の楽しさを伝えていくことは大事。色々なところで(こういう大会や野球教室を)やってくれたらなと思います。夏休みの期間でもやっても面白いだろうし。」