平良6人兄弟最強の末っ子が高校バスケデビュー! 平良孔龍(福岡大附大濠)
平良 孔龍(たいらこうたつ・福岡大附大濠新1年・177㎝・PG・糸満市立兼城中/Standard)
スプリングマッチ2025、2日目となった3月13日。この日の最終試合から参戦する福岡大附大濠。昨年のウインターカップ優勝チームではあるが、すでに新チーム は始動している。 普段なかなか対戦する機会のない高校生と大学がマッチアップする試合。 そのあおり文句に踊らされず、高校生は大学生のフィジカルの強さを体験するし、逆に大学生は当然負けられない立場ではあるが、トーナメントを控え自分たちのバスケットを見すえ、いろいろなシチュエーションで選手の組み合わせを試している。李相伯杯の合宿中で主力選手も不在だ。 ただ、福大大濠がこの日対戦した中央大は違う意味でバチバチだった。 「トーナメントのメンバー入り、3つにチームをわけるための選手選考の場」(松山繁監督) と選手に告げていた。 なので両チームともメンパー表を見ないで、チーム構成やポジションを考えながら誰が出てくるかと試合を見ていた。 しかし、ふと目が行ったのは福大大濠7番。U18アジア選手権、そして去年のインカレ新人戦で活躍した石口直(3年・東海大諏訪・180㎝)とマッチアップ。当たり前のように足元まで食らいつくディフェンスのその足は太い。

ワンアームでマイマンをとらえる。PHOTO BUBU
「?」となり、オンラインに掲載されているメンバー表にアクセスしてみた。 「?」が゛「!」となった。 ついに生の平良孔龍を見た。ミニバスて凄い子がいると聞き、以前ネット検索で見つけたのが、孔龍だった。兄である宗龍にも弟凄いんだって、と聞くと 「末っ子が一番うまいですね」という返事が返ってきた。 そう、開志国際を卒業して琉球ゴールデンキングスU22入りした平良宗龍の弟に間違いない。ハーフタイムに思わず福大大濠ベンチに行き、片峯聡太コーチに確認。 「そうですよ。いいでしょ」とほくそ笑む。 さらに、試合後にインタビューしていいですよ、と。 ちなみに、フロアで撮影していたJスポーツのかたにも撮っておいたほうがいいですよ、と声をかけた。翌日朝イチてインタビューをしたとのこと。 Jスポーツのインスタグラムにムービー出ています。動いている孔龍。 https://www.instagram.com/jsportsbasketball/reel/DHLfPA2v5lR/ というわけで、前ふりが長くなりましたが、高校バスケットボールデビュー したばかりのインタビューが実現した。

PHOTO BUBU
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