限界突パ

山川穂高、ウオーカーを獲得したソフトバンク。強打者揃いの顔ぶれのオーダーは3通り。【キャンプの見どころ ソフトバンク編】

プロ野球はキャンプインを控える。早いチームでは2月1日から始まるところもあり、いよいよ野球シーズンも始まりの時を迎えている。そこで本ウェブマガジンでは各6球団のキャンプの見どころを伝えしていきたいと思う。ドラフトやFA、トレードなど移籍が頻繁に行われるようになり楽しみも増えてきたが、では一体、このキャンプではどういうところを見ていけば良いのかをピックアップしていきたい。キャンプやオープン戦を見る上での参考にできると思う。第1回目はソフトバンク。(文・氏原英明)

小久保裕紀新監督を迎えて王座奪還に燃えるソフトバンク。昨季は80億円補強と騒がれたが、今年はFAで山川穂高を獲得したほか、巨人とのトレードでウオーカーも獲得。左偏重打線にメスを入れるかのような戦力補強は至極納得のいくものだった。

そんな中での注目というと、打順だろう。
まずは昨季の主なオーダーがこちらだ。

1牧原 大成(中)
2今宮 健太(遊)
3近藤健介(指)
4柳田悠岐(右)
5中村 晃(一)
6柳町 達(左)
7野村 勇(三)
8三森 大貴(二)
9甲斐 拓也(捕)

昨季のある日のスタメン。左打者偏重に泣かされた

流動的な打線ではあるが、それぞれの多かった打順をもとに選出した。
ここに山川とウオーカーが入ってくるわけだが、どういう組み方を考えてくるのか、これは議論をしていくと非常に楽しくなる。

普通に考えれば4番は山川だろう。

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