清宮にかかる大きな期待。万波とのコンビなるか。投手で注目は侍ジャパン監督も太鼓判を押すあの男。【キャンプの見どころ 日本ハム編】
プロ野球はキャンプインを控える。早いチームでは2月1日から始まるところもあり、いよいよ野球シーズンも始まりの時を迎えている。そこで本ウェブマガジンでは各6球団のキャンプの見どころを伝えしていきたいと思う。ドラフトやFA、トレードなど移籍が頻繁に行われるようになり楽しみも増えてきたが、では一体、このキャンプではどういうところを見ていけば良いのかをピックアップしていきたい。キャンプやオープン戦を見る上での参考にできると思う。第2回目は日本ハム。(文・氏原英明)
昨季6位に終わった日本ハムだが、このオフ、もっとも話題に上がったチームの一つだ。
FA流出の可能性があった加藤貴之の引き止めに成功すると、オリックスからFAで山崎福也を激しい争奪戦の末に獲得した。外国人は2年間在籍したバーヘイゲンを獲得。野手の方もメジャーでシーズン30本塁打をマークしたレイエス、リードオフマンとしての期待がかかるスティーブンソンを獲得するなどの補強を成功させた。
もともと、日本ハムは補強には積極的ではないチームだった。「スカウティング」と「育成」に力を入れ、FA選手は獲得しないのが方針だった。しかし、昨季、オリックスから地元出身の伏見寅威を獲得すると、状況は一変した。FA取得者も引き止めない傾向があったところ、加藤に4年契約を提示。山﨑の獲得も成功させている。トレードにおいても積極的に動いた。甲子園を沸かせ、将来のチームの軸になると期待された吉田輝星を放出。代わりに、リリーバーとしての実績のある黒木優太を獲得している。
育成路線は捨てたとも受け取れる。
言い換えれば、今年は結果を出しに行くシーズンということだ。
これにはここ数年の成績が影響しているだろう。新庄剛志監督を3年前に招聘した当初は、それほど結果を問われなかったかもしれない。しかし、下位に低迷する時間が長くなり、チームビルディングの姿勢も問われてもおかしくない時期に差し掛かっているのだ。
キャンプでの注目は
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