限界突パ

西武のベテラン3人が自主トレを公開。取材カメラの後で語ったこと。栗山「開幕から結果を出せる準備」。中村「守れるようにと思って」。炭谷「色々変わりそうな気はしている」。

西武のベテラン選手の、栗山巧、中村剛也、炭谷銀仁朗の3選手が自主トレーニングを公開した。練習後に会見を開き、今シーズンへの意気込みを語った。
取材に参加した筆者は囲み取材で、それぞれに質問を投げてみた。栗山選手からは開幕にかける意気込み、中村選手からはこだわりを、炭谷選手からは自分の立場としてできることについてそれぞれ語ってくれた。
本サイトでは会見の全文を掲載する。

代表インタビュー

ーーキャンプまでわずかとなってきましたが、今のコンディションはいかがでしょうか。

栗山 今の時期なりにキャンプに向けて仕上がってきている。

中村 今日はちょっと首が痛いんですけど、いい感じで過ごせています

炭谷 体は元気でいい感じだと思います。怪我がないように仕上げていきたいと思います。

ーーお二人は24年目のシーズンとなりますけど、ご自身でどのように捉えていますか。

栗山 いや、もうそんなに深くとらえていないですけど、今年は今年で頑張れるようにしていきたい

中村 何も思わないですね。炭谷さんが20年目なんで、頑張ってほしいなと思います。

炭谷 2人の背中を見て頑張りたいと思います。

ーー3人、高卒で入団されてから長い時間を過ごされていると思いますけど、関係性の変化はありますか。

栗山 特には変わらない、それぞれシーズンにむけて、毎年一緒やし、今まで通り。今年も行けていると思います。

中村 炭谷が僕より年上みたいな雰囲気を出してくるんで、そういうのは変わってきた。昔は可愛かったです。

炭谷 (その言葉を聞いて)よくわからないです。

ーールーキーたちも入寮していますけど、炭谷さんは以前、ルーキーとベテランと繋ぎ役になりたいと仰っていましたが、どのように繋げていきたいですか。

炭谷 それをいった覚えはないんですけど、僕は去年に西武に帰ってきて、栗山さんと中村さんの次の世代の間がだいぶ空いているなと。若い子達が多い中で、僕の役割というか、キャラも生かしつつ、いい意味でみんながやりやすいように、そういうチームになればと思ったんですけど、去年の成績を踏まえて、もっと違う形で接することも必要なのかなと。いろんなことをやらなくちゃいけないと感じています。

ーー2008年の日本一を経験しているのはは3人だけですけど、日本一には特別な思いはありますか

栗山 もちろん。パ・リーグで優勝して、日本シリーズで勝ちたい、日本一になりたい。今年は何とか達成したいと思います。

中村 日本一になりたいです。

炭谷 同じく、また3人揃ってビールかけをしたいですね。

ーー今シーズンへの意気込みをお願いします。

栗山 本当に怪我なく、開幕から戦力になれるように頑張っていきたい。優勝に貢献できるように頑張ります。

中村 怪我だけに気をつけて日本一になりたいです。

炭谷 心と体はいつも試合に出る準備をしつつ、キャッチャーとしていろんな役割があると思うんで、貢献できるように怪我なくやっていきたいと思います。

囲み取材

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