限界突パ

【2025年シーズン予想】ロッテの外野陣をルーキーの西川史礁がかき回す?順列で見えてくる激化するポジションと不安要素。

2025年シーズンの陣容はほぼ決まった。
各チームは今シーズンに向けて動き出し、描いた青写真からキャンプに入って、どんな選手が頭角してくれるのか、期待していることだろう。

チームにはレギュラーポジションの順列が存在する。上位にいればいるほど優先的に起用され、いわば、チームの青写真のようなものである。そこから1年を通してどんな逆転が行われるかはチームづくりを見ていく上で楽しみなところでもある。

では、いったい、現時点で、各球団のポジションの順列はどういうものになっているだろうか。ここからキャンプを経てチームは変わっていくがそれぞれの現状を再確認してみた。ここからキャンプを経てどう変わっていくのかの参考にしてもらいたい。

第3回目はロッテ。

吉井理人監督が続投を表明して3年目を迎える。チームは5年前から「ビジョン2025」を掲げていただけに、今年は勝負の年に位置付けられている。
しかし、実際、勝負できる段階に来ているかというと、やや疑問符がつく。
果たして、今年の陣容はどのようになっていくのだろうか。

まず、投手の順列から見ていこう。

※順列とは現時点でのチームにおけるプライオリティーのことだ。たとえばローテの1番目は小島和哉が第一候補。次が種市、その次が石川ということである。縦に見ていくとそれがピッチングスタッフということになる。

佐々木朗希がドジャースに移籍、昨季21試合に先発したメルセデスと途中加入のカイケルとの契約延長はせず3人の先発陣に穴が空いた。ローテーションは再編されることになる。

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